国見町は、千年以上育まれてきた国見の歴史・伝統・文化をこれから百年後に伝えていくため、これらを生かした「歴史まちづくり」を進めています。このコーナーでは町や地域が行っている取り組みについて、毎月お伝えしています。
■実りの秋を体験!「あつかしまつり」
10月27日、あつかし歴史館で「あつかしまつり」を開催しました。会場には約150人が参加し、多くの子どもたちがハロウィン万華鏡づくりや芋煮、おさがり交換会・あつかし市場を楽しみました。
午後からは、修復が終わった岩淵遺跡へみんなで移動し、縄文時代の暮らしや茅葺屋根について学びました。
あつかし歴史館の次回イベントは、地域の皆さんと一緒に、ひなまつりをテーマに3月に開催を予定しています。ぜひ、ご参加ください。
■歴史まちづくりシンポジウムでの意見を紹介します
町が策定を進める歴まち計画(第2期)に合わせ、7月28日と10月19日にシンポジウムを開催し、5名の大学教授から、国見町の歴史まちづくりについて講演をいただきました。(詳細は7月・10月広報または町ホームページをご覧ください)
ここでは、歴まち計画のこれまでの10年間の成果と課題、そして今後10年間の取り組みについて、参加者からのご意見を紹介します。
▽寄せられたご意見(一部抜粋)
・2期計画を断念する自治体があるなかで、「くにみプライド」の醸成のため、1期で達成できなかった事を継承・達成することが大切と感じる。
・(歴まちの取り組みに)ますます、深く参加したい。(第2期は)協働のまちづくりにしていってほしい。
・(歴まちを進める)各組織の活動がバラバラになっている気がする。
・住民の負担にならない、楽しめる活動を継承してほしい。
・講演で提案のあった、歴史的遺産のデジタルアーカイブ、海外も含めた阿津賀志山防塁の歴史的価値をもっと発信するサミットの取り組みを実現してほしい。
・第1期の成果や大学生たちの町内での活動をもっとPRしてほしい。
※町では、今後策定状況に応じてパブリックコメントの募集を予定しています。
問合せ:
企画調整課地域振興係【電話】585-2967
あつかし歴史館【電話】585-4520
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