「国見の誇りと未来を共にみんなが主役の町づくり」に向けて
第10代国見町長 村上町政、始動―
任期満了による国見町長選挙は11月5日に告示、10日に投開票が執行され、新人の村上利通氏が初当選を果たしました。当選証書付与式は11月11日に国見町役場で行われ、髙橋一博選挙管理委員会委員長より当選証書が付与されました。
村上町長は27日、支持者や職員に出迎えられる中で初登庁し、町民の皆さんへ「もっと住みやすく、いきいきとした活力のある国見町に向けて、さまざまな施策を実行してまいります。町民の皆さんのご支援とご協力をお願いします」と町政を担う決意を表明しました。
初登庁後の就任式では、佐藤定男町議会議長と澁谷康弘総務課長が歓迎のことばを述べ、村上町長は「直面する課題は多岐にわたりますが、皆さんとともに力を合わせて取り組むことで、必ず乗り越えることができると信じています。どうか、私とともに力を合わせて、国見町の未来を築いていきましょう」と職員へ訓示をしました。
村上町長の任期は、令和6年11月27日から令和10年11月26日までの4年間となります。
投票総数:5,184票(投票者総数…5,187票)
有効投票:5,123票
無効投票:61
不受理:3
■就任あいさつ―
このたび、多くの皆さんのご支持をいただき、町長として町政を担わせていただくことになりました。町政運営に全身全霊をかけて取り組んでまいります。
私のビジョンは、この町を住みやすく、豊かな町にすることです。「国見の誇りと未来を共にみんなが主役の町づくり」をコンセプトに、教育、福祉、経済の各分野で具体的な施策を進めるために、5つの基本政策を掲げました。
1つ目は「町民主役の信頼される町づくり」です。町民の皆さん、議員の皆さん、そして職員の皆さんと共に、国、県、関係市町村、関係団体などと連携を密に行いながら、公正かつ透明な行政運営を徹底してまいります。
2つ目は「安全安心の確保」です。災害対策、医療、福祉、介護を充実し、いつまでも住み続けられる町づくりを行います。
3つ目は「思いやりのある町づくり」です。高齢者の健康長寿を推進するとともに、子育て支援、教育を充実してまいります。
4つ目は「誰もがイキイキとした活力ある町づくり」です。農商工各分野の産業振興を強化し、地域経済の活性化と雇用の確保を図ります。
5つ目は「住んでよかったと実感できる町づくり」です。歴史、伝統、文化を継承し、地域コミュニティを活性化し、人口減少に歯止めをかけます。
以上の政策の実現に向けて、町民の皆さんと心をひとつにして取り組んでまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。
町民の皆さんと力を合わせて、国見町の未来を築いていきましょう。
国見町長 村上利通
▽プロフィール
村上利通(むらかみとしみち)
昭和39年4月7日生まれ。国見町徳江在住。東北大学経済学部卒。昭和62年福島県庁入庁。福島県名古屋事務所長や県生活環境総務課長、県南地方振興局次長を歴任し、令和6年3月に県庁を退職。令和6年11月27日国見町長に就任。
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