令和5年度地域おこし協力隊活動報告Part1

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■地域おこし協力隊のインターンシップを実施しました!
町では平成28年度から地域おこし協力隊の受け入れをスタートし、今年度で8年目を迎えました。8年目を迎え、地域性や活動内容のミスマッチを少しでも防ぐため、地域おこし協力隊インターン制度を導入しました。今回はそんなインターンの様子をお届けします。
令和5年11月16日から令和5年11月29日まで国見町では初となる、地域おこし協力隊のインターンシップ生の受け入れを行いました。周知期間が短い中、桜美林大学の渡邉夏鈴さんと早稲田大学の片岡俊人さんの2人がインターン生として参加し、国見町の地域おこし協力隊OGである岡野希春さんの事業を中心に地域おこし協力隊の活動を体験しました。
具体的な活動内容としては、岡野さんが協力隊として活動していたクニミノマド(関係人口創出)事業で、現在も継続して実施している果物の木オーナー制度のりんごの収穫体験や新規で今年度試験的に実施した農泊体験、空き家の改修など、岡野さんが協力隊として実施していた事業のほか卒隊後に広がった事業についても体験しました。インターン最終日には活動報告会として、活動実績の報告と2週間の活動を通して考えるクニミノマド事業を拡大していくための事業提案等の発表がありました。
最後に、インターンシップの受け入れにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。令和6年度も募集する予定ですので、皆さまよろしくお願いいたします。今回参加した2人は地域おこし協力隊として来てくれるのだろうか…乞うご期待です!
インターン生の活動の様子や報告会の資料など詳しく知りたい方は、町HPをご覧ください。

■初年度を振り返って―
令和5年4月から活動している関係人口創出部門の伊藤です。振り返ると、初年度は数々のプロジェクトをとおして「国見町を知る」1年になりました。まちづくり実践講座『エリアデザインラボ』やInstagram企画『ふたつの空と、いくつもの私と、』、空き家活用イベント『空き家から始まる国見のミライ』などのスタッフとしてまちづくり・情報発信・イベント運営の基礎を学び、それらに関連する印刷物のデザインも担当しました。
1月に完成した『ふたつの空と、いくつもの私と、』の冊子版は、国見町の魅力あるスポットをまとめた観光誌のような側面もあり、納得のいくものが出来ました。また、プライベートでは夫婦で移住し、やっと町での暮らしにも慣れてきたところです。

▽今後の展望―
独立後を見据えて、デザインで町の魅力発信に関わる活動を続けていくほか、条件の合う空きテナントが見つかり次第、国見町ならではのモノづくりの楽しさを体験できる場づくりも始めていきたいです。「国見町ならでは」の部分は検討が必要ですが、例えば「贈答用に桃のオリジナルパッケージ(ダンボール)をデザインし、プリントするワークショップ」など、近隣市町村にはない「デザイン体験」や「表現の場」をつくり、国見町の関係人口を増やしていきたいです。

■初年度を振り返って―
地域おこし協力隊の原田つむぎです。令和5年4月に関係人口創出部門の地域おこし協力隊として着任しました。今年度は主にInstagram『ふたつの空と、いくつもの私と、』での国見町の発信に力を入れて活動しました。
私が移住して感じた町の魅力をなるべくそのまま伝えたかったので、Instagramでは自分自身で出演やディレクションをし、多くの方々のご協力をいただきながら現在も投稿を続けています。素敵な町民の方々とのあたたかい出会いは私の財産です。Instagramを普段されない方や、ふらっと町に来てくださった方に向けて紙の冊子も作成しました。掲載店舗様などに置かせていただいていますので、見かけた際は是非お手に取ってご覧ください。
そのほか『エリアデザインラボ』、『空き家からはじまる国見のミライ』、町の行事や委員会など、今後の国見町を考えたりPRしたりする場に参加させていただきながら、この町についての理解を少しずつ深めた1年となりました。

▽今後の展望―
私は大学で演技を学び、現在も俳優を中心に演劇活動を続けています。演劇活動は今は関東中心ですが、少しずつ国見町での活動も増やし、演劇だけでなくさまざまな芸術や情報、考え方の集まる場づくりをしていきたいと考えています。それと同時に、より暮らしやすいまちを目指し色々な立場の方たちとともに学び考え、アクションを起こす場や、だれでも安心して立ち寄れる場にできたらいいなとも思っています。
現在行っているSNSでの発信もできる限り続け、近隣の市町村との連携なども図りながら、国見町を発信できる場をどんどん広げていくことも計画中です!