■“大好き”という気持ちを忘れずに―
八巻南菜(なな)さん(県北中3年)
私の将来の夢は、トリマーか愛玩(あいがん)動物看護士になることです。祖母が犬を飼っていたことがきっかけで、犬や猫が大好きになりました。あるテレビ番組で犬猫が毎年、たくさん殺処分されていることを知って、助けたいという気持ちと、1匹でも多く新しい飼い主と出会えるための仕事がしたいと思うようになったからです。
今は、受験勉強の合間に、犬の行動に関する本を読んでいます。少しでも犬の気持ちが分かるように読んでいます。猫やうさぎの本もあるので、全部読みたいと思います。
将来の夢が理系の分野なので、理系の学科がある高校を目指しています。そのために数学と英語、理科に力を入れて勉強しています。集中すると、時間を忘れて没頭してしまうので、時間を決めてメリハリのある生活を心がけています。
夢がかなったら、動物が大好きという気持ちを忘れずに、笑顔で楽しく仕事がしたいです。保護された動物は、人間に対して臆病になっているので、優しい心で接したいです。そして、少しでも殺処分がなくなればいいなと思います。
大人になったら、責任感のある人になりたいです。中学2年生から生徒会役員ですが、今年から役員が2名減って、「自分がやらないと」という気持ちが強くなりました。大人になっても、この気持ちを大切に、自分で決めたことは最後までやり遂げられるよう努力していきたいです。
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