町長コラム 真(ま)こらむ第37回

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■若い活躍が輝く夏
寄り添い、支える人になりたい――後藤海第28回かいさん(県北中3年)健全育成町民会議の奨励金交付式。
会場の大研修室に向かう。入口に近づくにつれ段々と子どもたちの声が大きくなってくる。「あ、いるいる。ん?元気だな、楽しそうだな…」と、こちらもニンマリしてしまう。会場に入ると、ユニフォーム姿のバレーボールとソフトボールスポ少の子どもたち、制服を着た小学生と高校生たち。そしてお父さん、お母さん。「今日は多いっす」と聞いてはいたけど、「ホントだ。頑張った子たちがこんなにもいるの?やばぁ～」って感じ。
この奨励金は、引地が教育委員会のときに、スポーツや文化・芸術などの分野で県大会や全国大会に出場する国見の子どもたちを激励したいと思って作った制度。この日は、小学生から高校生までの12人と2つの団体に交付。出席したのは子どもたち30人弱とお母さん、お父さん。資料を見たら、4月から7月までの間に、何と、彼らは35ものスポーツ大会に出場してる。多い子は2つの全国大会を含めて7つの大会に出場。
名前を呼ばれて、奨励金を受け取るときの表情は、皆、照れくさそうな、よそ行きの顔してたけど、でもね、式の後の写真撮影では、友だち同士、笑顔いっぱい、床に寝転んだり、思い思いのポーズを決めたりして、思いっ切り弾けてた。
これを見てて、何か、とてもうれしくなった。そして、彼らを撮影してるお父さん、お母さんを見てても、うれしくなった。
どうか、好きな部活やスポ少をしながら、いろんな経験をして、いろんな感動を体験してください。大人は皆、応援してるから。
引地真