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くにみ子育てひろば

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福島県国見町

■子育て情報をお届け!

■落ち着いて対応を!「熱性けいれん」
▽熱性けいれんとは?
熱性けいれんとは、かぜやインフルエンザ、突然性発疹など、38℃以上の発熱に伴って起こるけいれんです。乳幼児特有のけいれんで、生後6ヶ月から5歳ごろまで起こるといわれています。成長に伴って小学校低学年までにはほとんどみられなくなります。

▽熱性けいれんの症状
急激に熱が上昇した時に起こりやすく、熱が出てから24時間以内の発生が80%といわれています。発生症状はさまざまです。手足を固く突っ張る、手足をピクピクさせるという症状のほか、目の焦点が合わなかったり、白目をむくなどの目の症状、嘔吐、失禁などがあります。最初はびっくりするかもしれませんが、通常は5分以内でおさまることがほとんどです。

■熱性けいれんが起きた時の対応
1.まずは落ち着く
特に初めてけいれんした子どもを見たときは動揺しますが、熱性けいれんは短時間でおさまります。適切な対応をするためにもまずはママパパが落ち着きましょう。

2.横向きに寝かせる
唾液や吐物を誤嚥しないように、体と顔を横向きに寝かせましょう。呼吸がしやすいようにあごを少しあげて、口の中に吐物があったら取り除きます。

3.衣服を緩める
けいれんすると、呼吸が浅くなるため、息がしやすいように衣服のボタンやファスナーを開けてできるだけ体を楽にさせましょう。

4.けいれんが何分間続いたか確認する
けいれんが持続している時間やけいれん中の様子をスマートフォンなどで記録しておくと、診察の際に役に立ちます。

■対応のギモン
Q1.救急車を呼んでもいいの?
A.けいれんが5分以上続いたり、けいれんがおさまっても意識や顔色が戻らないときはすぐに救急車を呼びましょう。

Q2.医療機関での受診は必要?
A.けいれんが短時間であっても、すぐに受診してください。夜間や土日であっても救急病院などを利用しましょう。

▽発熱、ケガ、嘔吐、けいれんなど、判断に困ったら子ども医療でんわ相談
【電話】#8000(19:00~翌朝8:00)
休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらいいのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話相談ができます。

問合せ:こども家庭センター(福祉課子育て支援係内)
【電話】585-2179

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