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自治体の皆さまへ

くにみ子育てひろば

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福島県国見町

■子育て情報をお届け!
今月の対象は

■自己肯定感を育もう!~幸せな気持ちで生きていくために~
自分に対して肯定する気持ちが高いことは、子どもの成長にとても大切なことです。自分を肯定する気持ちがあれば、最初は失敗しても「頑張ればできるようになる」と自分を信じ、苦手なことや困難なことにも前向きに取り組んでいくことができます。その積み重ねによって子どもは大きく成長していきます。

▽自己肯定感を高めるには?
子どもの自己肯定感は、さまざまな要因で育まれます。なかでも大きな影響を与えるのが「家族との接し方」です。「手をつなぐ」「さする」「抱きしめる」「目を合わせる」「感謝を伝える」など、家族とのふれあいが安心感・信頼感・自己肯定感を向上させます。子どもと接する際の自己肯定感を高める3つの声かけを紹介します。

■自己肯定感を高める声かけ
1.前向きな言葉をかけしましょう
子どもが何か失敗しても、前向きな言葉をかけましょう。前向きな言葉が、失敗しても受け入れてもらえると安心し、「自分は大切な存在なんだ」と気づくことができるようになります。
(例)コップの水をこぼした
声かけ:こぼれたら拭けば大丈夫。次はどうすればいいかな?
子の気持ち:失敗しちゃったけど、次はこうしてみよう!

2.工夫や頑張りをほめましょう
頑張ったことに対し、褒められると自信がつき、「もっとやってみよう」と意欲的になります。さらに他者への信頼感も高まり、周りの人に対しても優しい気持ちになり、思いやりを持てるようになります。
(例)昨日よりごはんを食べた
声かけ:昨日よりごはん食べられたね!すごいね!
子の気持ち:ごはんを食べたらほめられた。次はもっと食べてみよう!

3.他人と比べずに、成長したところをほめましょう
子どもの成長ペースは個人で大きく異なります。他の人と比べるのではなく、スモールステップで成功体験を増やし、その成長を認めてあげましょう。
(例)泣かずに待っていた
声かけ:泣かないで待てたんだね!偉かったよ!
(○○ちゃんはできなかったけど)などは言わない。
※比べられると、子ども自身も他人の評価が気になってしまいます。
子の気持ち:泣かずに待っていたらほめられた。泣かないで待っていればいいんだ。

▽最後に
基本は、「子どものありのままを信じて受け入れること」です。家族が常に子どもの味方でいること、そして大切に思っていると伝えることがなにより大事です。日ごろから自己肯定感が高まるような言葉かけを意識しましょう。

問合せ:こども家庭センター(福祉課子育て支援係内)
【電話】585-2179

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