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自治体の皆さまへ

こんにちは 地域包括支援センターです

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北海道天塩町

●認知症~住み慣れた地域で暮らすために~
年をとるにつれて発症率が高くなる認知症はだれもがなりうるものであり、社会の高齢化に伴い身近なものとなっています。
2019年、国は認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる社会を目指し『共生』と『予防』をキーワードに「認知症施策推進大綱」をとりまとめました。
この大綱の『共生』とは、認知症の人が尊厳と希望をもって認知症と共に生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味で、『予防』は「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味です。このような考えのもと、国では普及啓発や本人発信支援、若年性認知症の人への支援などに重点を置いた取組みが進められています。
現在、天塩町の高齢化率は38.0%(2023年3月末)であり、今後2025年に40%、2045年には50%を超える予測となっています。認知症がより身近な病気となることが予想される中、町でも自身や家族、身近な人が認知症であってもサービスを利用したり、支援を受けながらできる限り望む生活ができるよう普及啓発等の取組みを行っています。


参考:認知症施策推進大綱(厚生労働省・令和元年)

○認知症ケアパス
・認知症の疑いから発症、進行とともに変化している状態に応じて、本人や家族が「いつ、どこで、どのような」支援が受けられるのか、町にどのようなサービスがあるか等、支援やサービス情報をまとめたものです。
・地域包括支援センター(福祉課地域ケア係)にありますので、ご希望の方はお問い合わせください。

○認知症サポーター養成講座
・認知症について正しく理解し地域で本人、家族に対して手助けをする「認知症サポーター」を養成します。内容は認知症の病気の基本や対応を学びます。
・地域包括支援センターで開催するほか、企業や団体、町内会の集まり等依頼を受けて開催します。
9月はアルツハイマー月間です。期間中、認知症に関する図書やパンフレットを図書室(社会福祉会館2階)に展示しますのでお立ち寄りください。

お問い合せ先:福祉課地域ケア係
【電話】2-1728

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