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おおたまいどばた会議 with 地域おこし協力隊

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福島県大玉村

大玉村地域おこし協力隊の小川・遠藤による村民の方々との連続トークセッション

■新人地域おこし協力隊、村の先輩に聞いてみた!
担当:遠藤愛佳
第3回
古川沙織さん(あだたらドリームアグリ(株))
大玉村の美味しい米と田園風景を守ることへの想いを聞きました
1.あだたらドリームアグリ(株)の9年間
谷地地域の集落営農が基になって立ち上がったあだたらドリームアグリは、今年で9年目だそう。お天道様相手の日々、大変さを吹き飛ばすのは1番の楽しみである秋の収穫と、この9年間でがっちり信頼関係を築いてきた社員はもちろんのこと、株主、構成員の存在があるからだと教えていただきました。
2.「米をつくるということ。つづけてゆくということ。」あだたらドリームアグリ(株)が掲げるこの言葉。
農家さんの”受け皿“となる役割を担うこと、農業従事者が働きやすい環境を整えること、それが田んぼを守ることに繋がるということ。様々な要素から成り立っています。法人化により、「会社員」という働きやすさが確立された立場で農業に携わることができる現代。先を見据えた広い視野が未来の田園風景を支えていくのだとか。
3.これからの大玉村の田園風景…
今後についての質問に、「1番は村に住み続けたい」「生きているうちはずっと田んぼに携わっていたい」という強い想いを返してくれた古川さん。「外から人が増えることは大歓迎だけど、村が誇る田園風景や昔からの産業は残っていて欲しい」。この想いはきっと、古川さんだけでなく多くの大玉村民が抱いているのではないでしょうか。大玉村が今後も大いなる田舎であり続けると同時に発展し続けるため、この想いを共有していくことが重要なのだと思います。

◇対談を終えて
農業のこれからを見据えた「会社員」という形式での働き方は、私にとってまさに新鮮そのものでした。技術進化と同時に、農業と人の関わり方も進化していることに気付かされた対談でした。そして、あだたらドリームアグリ(株)本社でもお米を購入できることをご存じでしょうか。生産者さんと実際に顔を合わせられる距離感もまた、大玉村の良さだと感じています。10月、新米の時期。大玉村の恵みを存分に味わいましょう!

■大玉村が映し出す姿
担当:小川晴喜
第3回
高橋時美さん(OONAGURA100レースディレクター)
身近な環境で最大限の挑戦を
1.安達太良山と大名倉山
火山である安達太良山はまるで火星に来たかのような景色で非日常を感じながら走れます。それに対し、大名倉山は手軽に一年中、四季に移ろう大玉村の景色を楽しみながら走れます。トレイルランニングを行う高橋さんにとって、大玉村は魅力溢れた地域で、走る楽しみやトレイルランニングの魅力を教えてくれたそうです。
2.OONAGURA100
大名倉山はトレイルランニングの大会を行うための環境が整っていると考えた高橋さんはコースを選定し、三年前にトレイルラン仲間とOONAGURA100を開催しました。それから毎年6月に100マイル(160キロ)と100キロのレースを行っています(来年は50キロも計画中)。トレイルランの大会に出るハードルを下げて、多くの方にトレイルランの魅力を知ってもらいたいと話しています。
3.大玉村でトレイルランニングを
大名倉山を3,4キロ走ってみる。簡単なところから始めていくのも立派なトレイルランナーです。トレイルランニングをする方に大玉村のことをもっと知ってもらいたい、また、大玉村に住む方にもトレイルランニングの魅力を知ってもらいたい。トレイルランニングを通して、地域に貢献できたらと高橋さんは言います。

◇対談を終えて
今年OONAGURA100を見に行き、感じたのは何よりランナーが楽しそうに走っていることでした。100キロ走るなんて到底想像つかない私ですが、ランナー同士会話したり、みな仲間であるという一体感に心をくすぐられました。沿道に集まった観客からの声援が飛び交うふくしま駅伝とはまた違った魅力がトレイルランニングにはあるのだとOONAGURA100と高橋さんとの対談を通して教えてもらいました。

今回の記事は対談のごく一部です。続きは「おおたまいどばた会議」で検索!
詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

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