令和5年度 マチュピチュ村交流事業

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平成27年度10月にペルー共和国マチュピチュ村と大玉村とが友好都市協定を締結し今日に至るまで、互いに友好関係を確立し、両村間の交流を推進してまいりました。
この度、令和5年1月にエルビス村長がマチュピチュ村の新村長に就任され、さらなる相互交流を再構築すべく、今回本村へお招きする運びとなりました。
今回締結した活動指針をもとに、今後両村が教育、農業、観光・経済などの分野において、文化交流や農業技術のノウハウの共有、観光戦略について情報共有を図っていくこととなります。

■平成27年から現在まで
平成27年に友好都市協定を締結後、現在に至るまで様々な交流活動を実施してきました。
平成27年：友好都市協定の締結inマチュピチュ村
押山村長をはじめとする訪問団がマチュピチュ村を訪れ、マチュピチュ村の歴史保護区マチュピチュ遺跡で友好都市協定を締結しました。
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平成28年：交流活動指針の協定を締結in大玉村
平成27年友好都市協定締結に基づき、平等な交流活動を行うためにおおたま夏まつりの会場で交流活動指針の協定を締結しました。
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平成30年：交流活動inマチュピチュ村
大玉村公式訪問団及び一般訪問団27名でマチュピチュ村を訪問し、教育・防災・環境分野の視察を行いました。
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令和3年：ペルー独立200周年記念国旗贈呈式
在日ペルー大使館より、東京五輪・パラ選手団使用のペルー国旗を大玉村へ寄贈いただきました。
令和3年：ペルー給食
大玉村内の小・中学校では、友好都市協定締結の記念献立としてペルー料理をアレンジした献立が給食で提供されました。
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令和4年：「プカラの牛」巡回展
ペルー南部の伝統陶芸品である「プカラ」と、福島県の特産品「赤べこ」を同時展示し、多くの来場者が訪れました。

■村民参加型のトークイベントを開催
◇両村の交流を身近なものに
マチュピチュ村長来村を記念して、「〜マチュピチュ村と大玉村の交流を身近なものに〜」と題したトークイベントを改善センターで実施しました。
マチュピチュ村観光大使の片山慈英士さんが司会を務め、大玉中生徒会や村内外から多く訪れた来場者からの質問に、マチュピチュ村訪問団の皆様は丁寧に一つひとつ答えていました。
Q：大玉村はお米が有名だが、昼食で食べたお米の味はどうでしたか?
A：すごく美味しかった。棚田で食べたおにぎりもそうだが、米と魚がとても美味しい。
Q：マチュピチュ村の子供たちの間で人気のスポーツは?
A：サッカー、バレーボール、チェス(マチュピチュ村からチェスの代表者が選出されているので流行っている)
Q：カラオケはありますか?
A：カラオケはありますが、歌うより踊りたくなります。
Q：私たちと同じ年(15歳)のみんなは、学校でどんな勉強をしているの?
A：ペルーの教育制度は小学校6年間、中等教育5年間で、15歳は数学や理科、コミュニケーション、芸術などを勉強しています。
Q：大玉村の子供の数は増えているが、マチュピチュ村は?
A：マチュピチュ村も最近は増えており、マチュピチュ村内、近隣の学校には約900人の生徒がいます。
Q：マチュピチュ村で好きな食べもの、おすすめのお菓子は?
A：チョコレート、キャラメルの他にも、コカの葉っぱでできているキャンディやクッキーなども人気なお菓子です。
Q：マチュピチュ村に住んでいる人もマチュピチュ遺跡に行きますか?
A：村内の人には入場料を割引するなどのサービスがあり、地元の人も遺跡に行くことはあります。マチュピチュ村長は200回以上訪れています。

■大玉中生徒会の皆さんと交流
校舎内も見学
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

■村内滞在中
◇村内農家を視察しました
○きゅうり
本多泰昭さんの圃場を見学しました。
実際に使われている農具やきゅうりのアーチに驚いていました。
○もも
菊地果樹園で果物狩りを体験しました。
「もも」と「なし」の違いにとても興味津々でした。
○ぶどう
毛利良之さんの圃場を見学しました。
ブドウを原料にしたペルーの代表的なお酒「ピスコ」で使われるぶどうとの違いについて、関心をもたれていました。
あだたらの里直売所

■訪問団一覧
役職に就く前の仕事は?
エルビス村長：管理者
ジミ村会議員：マチュピチュ村の水と衛生の技術分野責任者
ソニア副村長：観光ガイド
ディエゴさん(通訳)：スペイン語の先生
レティシア村会議員：社会プロジェクト支援員
片山慈英士さん(マチュピチュ村観光大使)：ボクシングトレーナー

■「日ペルー外交関係樹立150周年記念レセプション」にも出席
9月1日、東京国際クルーズターミナル碇泊にて、日ペルー外交関係樹立150周年記念レセプションが開催され、エルビス村長、押山村長、通訳のディエゴ氏が出席しました。
本年6月17日に世界一周の航海に出航したペルー海軍練習艦「ウニオン」が外交関係樹立150周年を祝し日本に寄港し、艦上でペルー文化、特産品の紹介などを行いました。

■マチュピチュ訪問団からのお土産
チャリーナ：ペルーの伝統的なマフラー
メダルペンダント：両村の友好を記念したメダル。ソル(太陽)の形を表現。
2018年に訪れた訪問団からいただいたメダルは形が違うよ
バラ(杖)のペン：権力と職権を象徴する杖
インカの戦士像

全てあだたらふるさとホールに展示
あだたらふるさとホール
9：30～18：30(入館は18時まで)
毎週火曜・年末年始
大人100円
高校生以下50円
(村内居住・勤務の方は無料)

・大玉村消防団規律訓練
・村内の伝統芸能にふれる♪
・大玉カントリークラブ
※上記の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。