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新たな環境学習・農業実証施設の整備に向けた構想について

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福島県大玉村

(仮称)おおたま再エネ・アグリパーク
村では現在、太陽光・小水力・風力など再生可能エネルギーの学習と、農業分野での障がい者の活躍や農業の高付加価値化を目的とした実証施設の整備に向けて検討しています。
これは、現在遊休地となっている横堀平地内の応急仮設住宅跡地(旧苗畑跡地)の有効活用を図るとともに、子どもたちの環境学習をはじめ、高齢の方や障がいをお持ちの方など、多様な主体が農業に取り組むことにより、担い手不足の解消と高付加価値のある新たな特産品の生産につなげる、地域のモデルプロジェクトとして計画しているものです。
昨年度より、村内外の関係機関や大学、民間企業等との連携により検討委員会を設置し、このたびプロジェクトの基本構想がまとまりましたので、概要についてお知らせいたします。

■事業予定地について
玉井字横堀平地内(横堀平団地公営住宅西側敷地)
◇土地利用の経緯
・平成19年~国有林苗畑の払下げを受け、なたねやそばの栽培、市民農園として活用
・平成23年~仮設住宅建設
・平成31年~公営住宅整備に伴い現在は更地の状態

■事業内容(導入機能)のイメージ
(1)農福連携機能
農業用ハウスを整備し、高付加価値化やブランド化につながる農作物の実証栽培や、障がいのある方が農作業に関わる「農福連携」に取り組む。
(2)再生可能エネルギー創出機能
太陽光、風力、小水力、バイオマス等、コンパクトでエネルギーの地産地消をしながら、環境学習ができる場として整備。
(3)交流・拠点機能
村内外の方の活動・交流の拠点として、クラブハウス(管理棟)・交流農園などを整備。
(4)水辺環境学習機能
百日川周辺の環境学習や水辺の遊び場として整備。

■今後について
本プロジェクトについては、村が施設整備を行い、指定管理者制度を活用した運営・管理を行うことを想定しています。今後は運営体制の検討や財源確保など、実現可能な事業計画案を具体化しながら、段階的に事業化を進めていく予定です。

問合せ:政策推進課企画係
【電話】24-8136

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