判断能力が不十分な人たちを保護し、お手伝いするための制度が「成年後見制度」です。
今回は「法定後見制度」「任意後見制度」の違いについてお知らせします。
■こんな場面でそれぞれ活用しましょう!!
法定後見制度:今すぐにでも支援が必要な人
↓
すでに判断能力に衰えがある人が、財産管理や契約などのサポートをしてもらう制度です。本人の判断能力で「後見」「保佐」「補助」の3種類に分けられます。
任意後見制度:将来の不安に備えたい人
↓
判断能力が十分にある人が、将来的な不安に備えてあらかじめサポートしてもらう代理人(任意後見人)と、サポートしてもらう内容を決めておく制度です。
■成年後見人等が行うこと
(1)財産管理
・預貯金や現金の管理
・資産や車など財産の管理・処分
・納税の申告や年金の申請・受取
(2)身上監護
・医療や福祉サービスの手続きや支払
・住居の手続きや契約・支払
・生活状況の定期的な確認
~次回は特に内容が難しい法定後見制度について詳しく説明します~
体の衰えや物忘れ、介護など高齢者に関するご相談は下記の相談先までご連絡下さい。
ご相談先:
大玉村役場健康福祉課 高齢福祉係【電話】24-8116
大玉村地域包括支援センター【電話】48-4850
<この記事についてアンケートにご協力ください。>