きれいな河川や水質保全は美しい村の基礎となるものです。浄化槽の法定検査や清掃(汚泥引き抜き)、保守点検などを適正に行い、生活排水の環境負荷を軽減するよう日頃から排水に対し注意を払いましょう。浄化槽の維持管理には次の3点が重要です。
浄化槽はし尿や生活雑排水をきれいにし、水環境の保全に大きな役割を果たしています。維持管理を適正に行わないと微生物の働きや浄化機能が低下してしまうだけでなく、悪臭の発生や浄化槽の不具合の発見が遅くなるなど、近所迷惑や経費の負担増の懸念もあります。地域の水環境を守るため、浄化槽の正しい維持管理を実施しましょう。
■汲取り便槽や単独処理浄化槽をお使いの方へ
汲取り便槽や単独処理浄化槽では、台所や洗濯などの排水は浄化処理されなく直接側溝等に流されます。これが、河川や排水路の水質汚濁の一つとなっています。そこで、生活排水を処理する合併処理浄化槽への入れ替えを推進しています。より良い水環境保全のためにも使用した水がどのように循環しているか考えてみましょう。
合併処理浄化槽への入れ替えの際の補助制度があります。設置の際は、浄化槽設置施工業者に相談の上行って下さい。なお、施工業者や浄化槽の維持管理(11条検査の申込みなど)、補助制度等のお問い合わせは、大玉村役場環境保全課(【電話】24-8146)へお電話下さい。
◇補助金対象とならない場合
※農業集落排水処理区域内。
※環境省の補助要件を満たす事務手続き及び施工監理をしない。
※登録を受けた浄化槽設置工事事業者が行わない。
※合併処理浄化槽の更新。
※住居を解体撤去し、再び合併処理浄化槽を設置。
※事業所や工場など居住用ではない。
※常に居住者が居ない。
※都市計画区域外の住居への設置。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>