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第5回おおたまコミュニティ広場(1)

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福島県大玉村

〔第5回おおたまコミュニティ広場〕
第1部 伝えよう!大玉村の魅力と未来
2月17日、改善センターにおいて第5回おおたまコミュニティ広場が開催されました。今回は、小中学生が総合的な学習の時間等での学びを通して、ふるさと大玉村について感じたことや考えたこと、大玉村の魅力やこれからの大玉村をどのようにしていきたいかについて、学校ごとに発表しましたので一部をご紹介します。

■大玉村の魅力
◆ここが変わった 昭和~令和の小学校
玉井小6年生
ふるさとの過去・現在・未来

○玉井小創立150周年を振り返る
玉井小学校は、2023年に学校創立150周年を迎え、1年間をとおして玉っ子学習発表会や記念撮影、記念植樹など様々な記念事業を実施しました。そこで今回、150年になるまでの玉井小学校の歩みを振り返りました。
太平洋戦争中、玉井小学校の校庭で竹やり訓練が行われていたこと、戦後には娯楽が広まり、玉井地区に映画館があったことが分かりました。昭和44年に校舎の建替工事が終わると、「石炭ストーブから石油ストーブに変わり後始末が楽になった」「水洗便所、放送室、給食を運ぶリフトが素晴らしい」「廊下がツルツルしていてホテルの様だ」など当時のPTA会報や6年生の感想文に書いてありました。
そして平成の時代では、2011年3月11日に東日本大震災が起きたこと。令和になると、新型コロナウイルス感染症拡大によって学級閉鎖が続いたことやリコーダー・鍵盤ハーモニカの演奏が中止になったこと、学習発表会がオンラインになったこと、給食がグループでの食事から前を向いての食事になったことなど、当たり前のことが当たり前ではなくなりました。現在は、コロナ禍を経て様々なイベントが再開されるようになりました。

◆村の魅力は自慢の山と豊かな水
大山小5年生
大玉村ひみつ調査隊

○安達太良山と水資源
大山小学校では、5年生が総合的な学習の時間のなかで「お米・果物・歴史」など9グループに分かれて大玉村を調査しました。今回は山と水チームが代表して発表しました。
村には、4つの百名山に認定されていて、紅葉の名所である「安達太良山」があります。安達太良山登山をした村民は誇らしく思っていることや魅力的な部分もたくさんあるけれど噴火したら危険であることも分かりました。
また、大玉村は水が豊かで山も多いので、安達太良山の雪解け水など全国的にも水が綺麗です。他にも滝や川、陽にあたった時の虹色の水も素敵で、五感で楽しむこともできます。大玉村の野菜やお米が美味しく育つのは水のおかげでもあることが分かりました。

◆学校と地域の深いつながり これからも
大玉中
大玉村のためにできること

○各学年ごとに大玉村を考える
大玉中学校では、誰にどんな思いでどのように貢献するかを常に考え「地域貢献活動」に取り組んでいます。1年生から3年生まで各学年で大玉村について考えたことを、各学年ごとに発表します。
1年生:大玉村の産業を活性化させるために(1)田んぼアート(2)トラックを活用した走る看板(3)あだたら健康マラソンに福島にゆかりのある有名マラソンランナーに参加してもらう、ドローンで中継をするなど、大玉村に活気をもたらすためには何ができるのか考えました。
2年生:職場体験や台湾派遣事業「友好の翼」に参加し、大玉中よりデジタル化が進んでいたことや英語の授業がオールイングリッシュだったことにギャップを感じました。異文化を知って再発見した大玉村の魅力を、村内外の人々と共有し誇りをもつことも大事であり、SNSなどを活用して情報を発信していきたいです。
3年生:大玉村への貢献をテーマに、捨てられる落ち葉を有効に利用しようと堆肥づくりを企画しました。学校周辺で集めた落ち葉を活用した身近な環境問題について自分たちで考え、実際に課題解決へ向けて取り組むことが出来ました。

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