■JAふくしま未来と包括連携協定を締結
~持続可能な社会の実現をめざして、大玉村とJAの連携一層強化~
大玉村とふくしま未来農業協同組合は、従来の活動の継続と今後の更なる連携強化により、「地域経済の発展・持続性向上」に繋げていくことを目的とした包括連携に関する協定を締結しました。これにより、農業振興や食農・食育、健康増進、持続可能な農業と地域共生社会の実現、復興・風評払拭など8項目で連携を進めることになります。
締結式は8月6日に行われ、押山利一村長、数又清市組合長が互いに協定書を交わしました。押山村長は「さらに前進する提案をいただき感謝している」と挨拶し、数又組合長は「それぞれの地域との共生を意識して連携していきたい」と期待を述べました。
■東京農業大学生来村
7月24日~25日、東京農業大学の学生6名及び大浦教授を村に招待し、講演会を通して、トリチウムを含む処理水の安全性の理解促進と農家視察や食などを通して、大玉村の魅力と農産物の美味しさを伝える事業を実施しました。
農家視察では、村内の農家さん(遠藤勝栄様、おおたまエゴマの会様(渡邊敏雄会長)、菊地果樹園様)の御協力のもと、福島第一原発事故後の風評被害の状況や生産に取り組む想いなどをお話しいただき、野菜・果樹の収穫体験をはじめ、エゴマの搾油状況について視察しました。
また、森の民話茶屋での郷土料理や向山製作所様では、おおたまエゴマの会のエゴマを使用したスイーツなどの6次化商品の試食を通して、食の美味しさを体感頂きました。
東京農業大学とは令和2年度から大玉村を研究フィールドの対象地に選定して頂いたり、首都圏でのイベント(物販)に参画して頂くなど交流を続けており、今後も継続していく予定です。
■令和6年度敬老会開催
8月20日から8月29日(水土日を除)にかけて開催された令和6年度敬老会には、村内1,816名の方が招待されました。
押山村長が「皆様の努力と支えによって、現在の元気な大玉村があることに敬意と感謝を申し上げる」と挨拶し、白寿、米寿、喜寿を迎えた方々に祝い金や記念品を贈呈しました。
村内団体のアトラクション披露では、会場が笑顔と拍手に包まれ、和やかな雰囲気の中で祝宴が開かれました。
■大玉村交通安全母の会~世代間交流事業の実施~
8月9日、総合福祉センターさくらにおいて、交通安全教育事業の一環として子どもと高齢者の世代間交流事業が行われました。この事業は、大玉村交通安全母の会が主催となり、地域の子ども、親、高齢者が交通安全を学ぶことを目的に一堂に会し、交通安全に関する知識を高めることや地域の交流を広げることで、地域の安全に寄与することを目的として、10年以上前から開催しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、近年実施できなかった事業ですが、地域の交通安全の向上と地域交流の活性化のために4年ぶりに開催しました。
当日は、大玉村駐在所員による交通安全講話や母の会による交通〇×クイズなどを披露し、子ども、高齢者も含め交通安全について学べました。
車や自転車を走行する場合、一時停止標識や横断歩道、交差点等では必ず一旦停止し、周囲の安全を確認してから通過するなど地域の安全のためご協力お願いします。
■安達太良山登山
~参加者全員で達成感を味わいました~
8月10日、おおたまスポーツクラブ主催のもと、安達太良山登山が開催され、約30名が参加しました。
残念ながら当日、前日の雨の影響により足元が不安定ななかでの登山になりましたが、斎藤徹会長の指揮のもと、参加者全員が安全に楽しく登りきることができました。頂上では天候が悪く雲がかかってしまいましたが、下山途中には晴れ間も見え、天候の変化によって様々な山の姿を見ることができました。
今回も、参加者はお揃いのリストバンドをつけて、達成感を味わいました。
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