■「認知症」(1)~種類について~
『認知症』とは、なんらかの原因によって脳が障害を起こし、認知機能(記憶力や判断力など)が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたす状態のことをいいます。
認知症は進行性の疾患なので、気づかないまま放置すると、どんどん症状が悪化してしまい、進行するほど自立した生活が困難になります。
今回は認知症の種類についてお知らせいたします。
◆4大認知症
○アルツハイマー型認知症
一番多く、女性の発症が多いです。脳全体が萎縮していき日付がわからなくなったり、家事も困難になったりと日常生活に支障がでてきます。
○脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などによるもので、女性よりも男性に多く発症されると言われています。
○レビー小体型認知症
アルツハイマー型認知症についで、男性に多くみられます。幻覚・妄想、認知の変動、パーキンソン症状、レム睡眠、行動障害、自律神経症状などが現れます。
○前頭側頭型認知症
40~60歳代と比較的若い年齢で発症しています。万引きをしたり、身だしなみに気を遣わなくなったりといった社会的欠如や人格の変化がみられます。
~次回は認知症の対応方法についてお知らせいたします~
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