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自治体の皆さまへ

おのまち地域おこし協力隊活動記

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福島県小野町

■ミニデイで健康講話、健康まつりに参加しました!

こんにちは。高齢者生活支援分野担当の山口愛です。夏の暑さも落ち着き、過ごしやすい日が多くなってきたなと感じています。季節の変わり目になりますが、皆さん体調はいかがでしょうか?

さて、ここからはこれまでの活動を報告させていただきます。前回の活動記からミニデイやサロンなどで健康講話・集団体操をさせていただく機会が沢山ありました。7月20日に、たかむら荘で医療生協ミニデイが開催されました。今回の健康講話のテーマは、『身近な危険を知って安心な毎日を』です。講話内容を少しご紹介します。高齢者の転倒事故の多くは、住み慣れた自宅で発生しています。東京消防庁によれば、およそ6割は自宅で転んでおり、具体的な場所は、居間・寝室、玄関、階段・廊下、浴室です。こうした実態を知り、身近な場所に転倒リスクがあると意識することが大切です。そして、高齢者の生活環境を確認し、段差をなくす、雑誌や新聞を片付けるなど少しでも危険を減らし、万が一、転倒しても大けがに至らない工夫をする必要があります。転倒は、主に、躓つまづき、滑り、踏み外しといった足元のトラブルが原因で発生しています。講話では、問題形式で自宅内の危険な場所がないか皆さんに考えていただきながら行いました。答え合わせをしながら活発な意見交換をすることができたのではないかと思います。記事の最後に自宅内の危険箇所や工夫について資料をまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。

また9月10日には『おのまち健康まつり』が開催されました。前々日には台風も近づいており、天気の心配もありましたが、当日は雨の心配もなく、無事に開催されました。今年は〝食と運動〞をメインテーマに健康ブースや健康スタンプラリー、ラジオ体操講習会、ステージイベントなどさまざまな催しがありました。私は、写真撮影を担当していたので、会場内の様子などを沢山撮らせていただきました。各ブースでは、血圧測定や健康相談などが行われていました。ご自身の健康状態を再確認する良い機会になったのではないでしょうか?

それでは、最後に自宅での危険箇所について、工夫している点、改善すべき点についてご紹介します。
●工夫している点
(1)コードの配線は歩く動線を避ける。壁を這わせるか、部屋の奥にまとめる。
(2)引っ掛かりやすいカーペットやこたつ布団は使用しない。めくれやすいカーペットの下には滑り止めを敷く。
●改善すべき点
(3)床に物を置かない。
(4)1から2センチメートルの段差は躓きやすいので、スロープ(すりつけ板)を付けるか、手すりを付ける。

●工夫している点
(1)手すりを付ける。
(3)靴の着脱のために椅子を置く。
(4)上がり框(かまち)が高い場合は段差を置く。
●改善すべき点
(2)玄関マットの下に滑り止めを敷く。

※詳細は本紙19ページをご覧ください

○今回の担当は…
山口 愛 隊員
担当:高齢者生活支援分野
主な活動場所:小野町役場

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