■空き家・空き地バンク相談会、にんにくの収穫を行いました
こんにちは。地域おこし協力隊の阿井由加子です。今年も夏がやってきました。野菜作りや花植え、さまざまなスポーツやアウトドア、夏秋の行事や旅行を楽しめる季節になってきましたね。熱中症に気を付けながらこの季節を楽しんでまいりましょう!
5月27日に移住情報プラザ「つどっておのまち」で空き家・空き地バンク相談会を行いました。空き家物件を所有しているが、管理はどうしたらいいの?売りたい・貸したいなど、つどっておのまちに常駐している定住コーディネーターに相談してください、というものです。また買いたい・借りたいという相談もできます。いつでも相談は可能ですので、何かございましたら「つどっておのまち(【電話】61-6731)」へご相談ください。
さて、昨年度小野小学校の3年1組の児童の皆さんが「黒にんにくカルタ」と「小野小Blackにんにく通信」という新聞を作成しました。小野町で生産加工販売している「黒にんにく」について何カ月にもわたり勉強し、生産組合長にたくさんの質問をしながら黒にんにくをどのように作っているのかを調査・研究し作成したものです。児童の皆さんは今度はそれを学校中の人、地域やさらには全国の皆さんにも見ていただき、黒にんにくの魅力や生産者さんのすごさを伝えたいと思うようになりました。学校以外の公共施設や商業施設などに児童自ら電話をしてそれらを置いていただくようにお願いしたり、町のふるさと納税の一部の返礼品にカルタカードを同封したりなど、さまざまなことが実現したそうです。カルタがとてもユニークで、小学生の豊かな発想と着眼点がすばらしく、文章も絵も児童の皆さん自ら描いたものでとても素敵です。つどっておのまちにも置いてありますのでぜひご覧ください。
私は今年も5月末に生産組合ペルサルーテさんの圃(ほ)場で、にんにくの芽を収穫させていただきました。「にんにくの芽」として販売されているものとは違いますので、芽がくるっとブタのしっぽのように曲がっています。この芽がとても柔らかく香りも味もよく、炒め物やナムルに最高!またにんにくの芽の先につぼみがあり、この部分はとても柔らかく、これを炒め物や天ぷらにするのもおいしいです。収穫時は芽をポキッと手で折るとにんにくの香りがふわっと漂い、元気に育っているんだなとうれしくなります。
6月にはにんにくの収穫を迎え、いっせいに掘り出します。1本1本手で引き抜き、茎と根を切り落とします。大変な作業ではありますが、時々、ビックリするほど大きなにんにくと出会うと、神様からの贈り物をいただいたような気持ちになりますね。これから乾燥し、新しい黒にんにくが発売されるのが9月予定です。お楽しみに。
○今回の担当は…
阿井 由加子 隊員
担当:移住・定住分野
主な活動場所:つどっておのまち
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