■成年後見制度のご紹介
成年後見制度は大切な財産を守り、生活上の不安を解消してくれる制度です。認知症や知的障がいなどによって判断能力が不十分な方が経済的な不利益を受けることを防いだり、生活上の不自由さを解消するために「成年後見人(お世話をしてくれる人)」などの支援者が法律行為を支援することができます。
~たとえば、こんな時に制度の利用ができます~
・最近、物忘れが激しく認知症が疑われた。一人暮らしであるため、今後がとても不安。
・認知症の母の不動産を売却して、(母の)老人ホームの入所費用にあてたいと考えている。
・夫に先立たれてしまい一人で過ごすことになり、今後にとても不安がある。夫が残してくれたアパートの経営や、将来お世話になるかもしれない老人ホームの入所手続きなど、自分が判断できなくなったときのことを考えるととても心配。
・年金生活の一人暮らしのお年寄りが、訪問販売で必要もない高額な商品を買ってしまい困っている。
〈成年後見制度には、次の2種類があります〉
[任意後見制度]
将来に備えて、元気なうちに自分で後見人を決めておく制度
[法定後見制度]
法律を使って手助けする人(補助人・保佐人・後見人)を決める制度
問合せ:小野町社会福祉協議会 小野町権利擁護センター
【電話】72-6866
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