■~ACPを知っていますか?~
皆さん、こんにちは。
私たちは、公立小野町地方綜合病院ACPチームです。
もしも、皆さんが病気や怪我で意思疎通が難しくなってしまったとき、どうしたら自分の希望する医療やケアを選択できるでしょうか?人生の最終段階における医療やケアについて、自分が大切にしていることや希望を、自分の大切な人と前もって話し合っておくことをアドバンス・ケア・プランニング、略して「ACP」と言います。この言葉を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?日本では、「人生会議」が愛称です。
「もしも」を具体的に考えて、普段から話し合っておくことは、自分の死生観や価値観と向き合う大切な時間だと思います。しかし、ACPを実際にやろうとしても、何からどう考えていったらよいのか難しいのではないかと思います。そこで登場するのは、「もしバナゲーム」というカードゲームです。このカードゲームを活用すると自分の人生観を知ったり、新たな気づきを得ることができます。簡単にではありますが、ルールをご紹介したいと思います。
ゲームはもしも、自分が余命半年と宣告を受けたら、と仮定するところから始まります。その時、自分が大切にしたいと思うことを考え、その気持ちに近いカードを集めます。最後に、なぜこのカードを選んだのか自分に問いかけたり、ゲーム参加者同士で発表し合うといったゲームです。
当院ACPチームは、このACPを地域に広める活動をすすめていきたいと考えております。「もしバナゲーム」をぜひ体験してみたいというご用命があれば、お気軽にお問合せください。
○~常勤医師の異動~
冨田湧介医師(循環器内科)が9月30日で退職され、髙野栄亮医師(腎臓内科)が10月1日より赴任しました。
外来当番医表については、病院ホームページまたは電話にてご確認ください。
問合せ:公立小野町地方綜合病院
【電話】72-3181
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