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おのまち地域おこし協力隊活動記

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福島県小野町

■違いを実感した3度目の冬

こんにちは。地域おこし協力隊の山田です。2月になり小野町で一番寒い時期に入りました。最近になり新しい協力隊員も着任し、交流をしています。先日は雪が降り、つどっておのまちの駐車場の雪搔きをしていたところ、新隊員はまだ小野町の寒さに慣れておらず「寒すぎます」と、しきりに言っていました。対照的に私は3度目の冬ということもあり、この寒さに全く動じなくなっている自分を再認識しました。こんなにも人間は環境に適応できるものなんだなと、私自身は1年目の冬に痛烈な寒さを感じて、毎日寒さから来る頭痛に悩まされていたことを思い出しました。新隊員は着任早々、Instagram(インスタグラム)での発信を始めています。ご自身の感性で小野町の魅力発信をされていて素晴らしいなと思います。着任早々この寒さを経験しましたが、来年の今頃はどんな情報発信をされるのかと楽しみにしています。

さて、私の最近の活動ですが、昨年の12月に広報1月号の表紙撮影に飯豊の日本全薬工業付近まで行きました。今回のテーマは1月号に合わせて「初日の出」でした。日の出の撮影だったので、日が昇る前から飯豊へ向うこととなりました。早起きは苦手で、さらには冬ということもあり起きるのが大変でしたが、ドローンを飛ばして撮影を行いました。同行していただいた担当職員さんも準備などで協力していただきました。

ちょっとした失敗談なのですが、ドローンはバッテリーを装着して電源を入れる仕様になっています。バッテリーはリチウムイオンなので寒さに弱く、本体がある程度の温度まで上がらなければドローンは正常に動作しない機械です。そのため、自宅から持ち運びのできる電気ストーブを持っていき、撮影地でバッテリーを温めることが必要でした。加えて担当職員さんにポータブル電源もご用意いただきました。電気ストーブにバッテリーを近づけて本体の温度が上がるのを待っていましたが、なかなか上がりません。これでは日の出を逃してしまう可能性も出てきました。困っているとふっと思い立って、車のエアコンの風で温めてみました。結果、こちらのほうが早く温まり無事に日の出の撮影に成功して、あの1月号の表紙になりました。実は締め切りも迫っていて、天気も曇りの予報が何日か続きこの日撮影できなければ締め切りに間に合わない状況だったので、無事に間に合ってよかったです。

2月に入り、小野町ではまとまった積雪がありました。町民の皆さんは何事もなく過ごされましたでしょうか。雪が降ったことで小野町は雪景色がいつもより長く続きました。これは好機と思い、とある日の午後、雪が止んだ直後に夏井川へドローンを飛ばしに行きました。雪景色の夏井川が撮れればと思いました。実際に行ってみると白鳥がたくさんいたので、急遽白鳥と雪景色の夏井川を撮ることにしました。白鳥を真上から見る機会なんてなかなかないと思います。白鳥にあまり刺激を与えすぎないようにゆっくり撮影を行いました。幸いにも風がほとんどなく、白鳥も飛んで逃げてしまうことはありませんでした。動画も撮影したので編集をしてSNSなどに載せたいと思います。

○今回の担当は…
山田 淳輝 隊員
担当:情報発信分野
主な活動場所:つどっておのまち

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