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小野町都市計画マスタープランを策定

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福島県小野町

都市計画マスタープランは、おおむね20年後の長期的な展望に立った「目指すべきまちの姿」を描き、その実現に向けた基本的な方針を示すものです。
策定にあたっては、まちづくりの上位計画である「小野町総合計画」ならびに広域的観点から福島県が策定する「田村三春小野都市計画区域マスタープラン」の内容に即したほか、アンケート調査や町民説明会などにより町民の皆さんのご意見をいただきながら、各種団体の代表者などで構成された小野町都市計画マスタープラン策定委員会で作業を進め、「人が輝きみんなでつくるしあわせおのまち」を将来像とする小野町都市計画マスタープランを策定しました。
人口減少や少子高齢化、生活スタイルの変化や情報化社会の進展など社会情勢の変化に伴い、まちづくりの課題も複雑・多様化していることから、町民・事業者・行政が適正な役割分担のもと協働してまちづくりを進めることが必要となりますので、皆さんのご協力をお願いします。
なお本都市計画マスタープランの策定にあたり、アンケート調査や町民説明会の参加にご協力いただいた皆さんに紙上よりお礼申し上げます。

■小野町都市計画マスタープランの概要[将来都市構造]
将来都市構造は、将来の都市の姿・形を表現し、「都市拠点」「都市軸」「基本ゾーニング」の配置、機能の位置付けを定めます。
計画の詳細は、町公式ウェブサイトでご覧になれます。

《都市拠点》
○防災拠点
役場庁舎の移転先
○地域交通拠点
JR磐越東線小野新町駅、夏井駅
○中心市街地拠点
商店や文化機能など多様な機能が集積する中心市街地
○中山間地域拠点
まとまったコミュニティ単位に整備されている集会所等
○地域生活拠点
国道349号沿線にある商業集積地

《都市軸》
○広域連携軸
磐越自動車道
国道349号
あぶくま高原道路
一般県道吉間田・滝根線(ふくしま復興再生道路)
○拠点連携軸
県道9路線
(主要地方道7路線、一般県道2路線)
○水と緑の連携軸
右支夏井川・夏井川

《基本ゾーニング》
○市街地形成ゾーン
本町の市街地部分は、JR磐越東線と幹線道路、右支夏井川に沿うように市街地が形成されており、快適な住環境を提供しています。良好な住環境を維持するため、用途地域や地区計画の設定により地勢に応じた誘導を図ります。
○自然環境保全ゾーン
本町の大部分を占める山林と農地は、本町の景観特性として積極的に保全し、また、これらが有する多面的機能の発揮により土砂災害防止や流域治水を推進します。
○水源涵養保全ゾーン
本町の水問題は将来にわたって重要なものであり、現在の水源地周辺の山林の保護と水源の確保を積極的に進め、安全・安心な美味しい水を飲める環境を確保します。
○インター周辺ゾーン
小野インターチェンジ周辺は、高速交通体系の結節拠点としての役割を担っているため、広域的な連携・交流を促進するためのエリアとして、物流機能や産業・業務機能をはじめとする多様な都市機能の立地の誘導を図ります。
また広域連携軸が重なる場所に位置し、広域的に見ても高い防災性を有していることから、町民の安全・安心の拠点となり持続可能な行政サービスを提供するため、有事の際の支援拠点として小野町役場の新庁舎を整備し、防災機能の充実を図ります。
なお小野インターチェンジ周辺は広域的な都市構造のあり方を踏まえ、小野高校の空き校舎等(土地・建物)も含め、本町の持続的発展につながる整備を計画的に推進するほか、秩序ある開発を指導し、良好な都市空間の形成を図ります。

※詳細は本紙10-11ページをご覧ください

問合せ:地域整備課
【電話】72-6937

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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