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自治体の皆さまへ

おのまち地域おこし協力隊活動記

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福島県小野町

■発酵の里こうざき研修・米麹づくりを行いました
こんにちは。産業6次化・発酵のまちづくり分野担当の石川隼人です。栃木県からまいりまして、昨年12月から地域おこし協力隊として活動しています。
今回は千葉県神崎町発酵の里こうざきの研修と、味噌部会の皆さんと行った米麹づくりについて報告します。
研修では味噌玉づくりと藍染め体験を行いました。どちらも発酵が関係する体験教室としては30分程度の短時間で完成することができるため、大人も子どもも楽しめるものでした。施設見学では日本各地の発酵食品を見て周り、参加した皆さんと実際につくってみたくなるものもいくつか見つかりました。
次に、4日間かけて行った米麹づくりについてです。味噌やみりん、清酒などの和食をつくる上で欠かせない食品には米麹がとても大切で、日本酒業界では昔から「一麹(こうじ)二酛(もと)三醪(もろみ)」と言われるほど麹の出来栄えは重要です。したがって、小野町産の米を使用し良い麹をつくることが味噌をつくる上でとても重要になるため、今回の米麴づくりはその第一歩となります。
工程は米を蒸かし、麴菌をなじませ40℃で温め続けるというもので、文字で記すと簡単に思えますが、何せ相手は生き物である菌のため微妙な温度調整や水加減、米の品種で仕上がりが大きく変わってしまいます。部会の中には実際にご自身で何度もつくっている方もいて、意見を出し合い、教え合いながら工程が進んでいく手際の良さに驚きました。今回はまだまだ改善が必要な結果でしたが、次回はもっと安定しておいしい米麴をつくっていきます。
米麴づくりが終わると手作りのおいしいお菓子や漬け物が振る舞われ、わいわいおしゃべりしたり漬け物の作り方を教わったりして楽しいひと時を過ごしました。皆さんは大変パワフルで、年下であり普段あまりテンションが高くないタイプの私でも「こっちおいでー」「これ食べなー」とどんどん誘っていただき、気づいたら輪の中に入っていました。これを読んで楽しそうと思った方は、ぜひ味噌部会に入ってみてください。
私は小野町に来て小泉武夫先生の本を読んで、より発酵食品の重要さに気づき自身の生活にも取り入れています。活動を通して皆さんにも発酵食品を口にする機会が増えたら良いなと考えています。今後ともよろしくお願いします。

○今回の担当は…
石川(いしかわ) 隼人(はやと) 隊員
担当:農業・6次化と発酵のまちづくり分野
主な活動場所:小野町役場

■小野町の魅力を発信しています!
小野町の皆さん、はじめまして!
1月から移住・定住・交流分野担当の地域おこし協力隊として活動している成井秋暁(ときあき)です。少しずつ小野町の方々とも交流する機会が増えてきてうれしいです。
ここからは私が小野町に来てから2月末までの活動を報告します。
まず町や道を覚えたくて車を走らせました。仙台屋や文化の館、諏訪神社など知らない土地ゆえにナビを使用してもこの道で合ってる?となることもしばしば…。活動の一つとしている移住者アンケートとインタビューでは、移住され新しい土地で生活をはじめられた方々の声を聴いてこれから小野町に来たいと考えている人の後押しとミスマッチをできる限り減らすことを目的としています。
私も小野町に来て数カ月経ちますが、親切な人ばかりでよそから来た身としても過ごしやすいと感じています。
現在、何より力を入れているのが情報発信です。小野町の魅力をたくさんの人に知ってもらい、小野町はイイところなんだ!と思っていただけるよう毎日考えながら投稿しています。オススメのスポットがありましたらぜひ教えてください。
私が管理しているのはInstagram(インスタグラム)で町内の写真や参加したイベントなどを投稿しています。画像のQRコードをスマートフォンで読み込んでいただくとアカウントのプロフィール画面に飛びますのでよろしかったらフォローしていただけるとうれしいです。これからよろしくお願いします!
※詳細は本紙15ページをご覧ください

○今回の担当は…
成井(なるい) 秋暁(ときあき) 隊員
担当:移住・定住・交流分野
主な活動場所:つどっておのまち

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