■「乳腺外来」について紹介します
~3月より診療開始~
日本人女性の乳がんは30代から増えはじめ、40代後半から60代前半にかけて最も多く、女性の働き盛りを襲う病気です。年間約10万人の女性が乳がんに罹患しますが、5年生存率は90%以上と早期発見することで治すことのできる病気といえます。近年はマンモグラフィ検診の普及で症状のない小さな乳がんも発見できるようになりました。乳がんの治療の進歩は目覚ましく、手術のみならず、放射線治療、ホルモン療法、抗癌剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤など、がんのタイプに合わせてさまざまな治療法が開発されています。
乳腺専門外来では視触診、デジタルマンモグラフィ撮影、乳房超音波検査などの精密検査を行い、乳がんの早期発見、早期診断から最適な治療法を提案し、病気と闘う女性を力強く支援します。
大竹 徹 医師
(福島県立医科大学乳腺外科学講座 主任教授)
▽大竹医師診療受付
第2月曜日
13時から14時30分まで
問合せ:公立小野町地方綜合病院
【電話】72-3181
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