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おのまち地域おこし協力隊活動記

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福島県小野町

■これまでの活動を振り返って
こんにちは。地域おこし協力隊の阿井由加子です。移住や引越し・空き家・空き地の相談をはじめ、定住のサポートなどの活動を行っています。4月からは小野町移住情報プラザ「つどっておのまち」と役場企画政策課の2カ所で勤務しています。どちらにもお気軽にご相談ください。
令和元年12月に着任してから約4年が経過しましたが、これまでを振り返りますと、移住・定住・空き家の相談ではさまざまなケースがあり、相談者が抱えている事情は多岐に渡っていると感じました。
「つどっておのまち」や役場に問い合わせに来る方は、Uターンの決意が固い方や仕事、家庭、住まい、お子さんの通学の事情などで小野町に住むことを望んでいる方が多いです。一方、都内などで行った出張移住相談会に来られる方は、定年を機にUターンを考えている方や地方の活性化に取り組みたい若い世代が移住先を検討するため情報収集を目的に来る方が多いです。
相談内容もさまざまのため、その対応の仕方やPR方法も異なりますが、これからも移住・定住を考えている方へのサポートに努めていきたいと思います。
また移住・定住支援以外の活動では、つどっておのまちのガーデン植栽は私の楽しみのひとつで、花や野菜の手入れをする時間はいつも気持ちが明るく和やかになります。昆虫が集まる姿も愛おしい。植物を愛でることが好きな方の癒しの場になってくれるといいなと思います。つどって農園では、ジャガイモを作って町民と芋掘り体験をしたこともありました。5月の末には空き家・空き地バンク相談会とにんにくの芽配布のイベントを開催し、同時に「つどってまるしぇ」様にご参加をいただき、地域の特産品の販売やワークショップ、パソコン・スマホ相談会、時には太極拳の演舞も披露していただき、相談会を盛り上げていただきました。
協力隊の活動を通じて交流のある団体などとの活動では、つどってまるしぇのお手伝いや町外で町のPR、特産品販売、パソコン・スマホのサポートのほか、各種イベントの企画・運営に携わることができたり、「KOMACHIバンド」という音楽グループで演奏活動もしています。
また町民の皆さんには何かとお世話になり、野菜栽培や山菜の収穫、郷土料理・漬物の作り方、酪農のお手伝いなどの経験をさせていただきました。さまざまな経験をさせていただいたことに心から感謝申し上げます。
そのほか、大学生との協働による地域活性化事業や、小野中学校でのTerakoyaプロジェクト(放課後学習支援)、移住者との交流、地元の方々との交流、小野高校での学習くらぶ…まだまだ書ききれないほど多くの方にお世話になりました。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。この町の良さも着任当初より深く深く感じています。
今年度は何が起こるか、町民の皆さんのご活躍が私も楽しみです。
今後も移住・定住分野の活動に取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いします。

○今回の担当は…
阿井 由加子 隊員
担当:移住・定住分野
主な活動場所:つどっておのまち

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