公立小野町地方綜合病院からのお知らせ

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■～「療養病棟」について紹介します～
病棟師長の吉田です。今回は公立小野町地方綜合病院の療養病棟についてご説明します。病床数は119床を有し、そのうち59床が療養病棟です。
療養病棟とは、急性期医療の治療を終えた後も、何らかの疾患で病院での医療提供の必要性が高く、療養を継続的に行う必要のある慢性期の患者さんを対象とした病棟です。
長期療養を目的としているため、入院期間の制限がなく、時間をかけた療養生活を安心して送ることができます。
昨今では急性期病院の在院日数が大幅に短縮され、早期に在宅生活を余儀なくされる高齢者が多い現状にある一方で、県内で療養病床を有している病院は数少なく、町内はもとより、田村市、いわき市、中通り地方の患者さんがご利用されています。

≪公立小野町地方綜合病院療養病棟のアピールポイント≫
・3年前に結成した看護助手のスマイルチームが中心となり、単調になりがちな高齢者の生活に彩りを加え、季節の移り変わりを実感していただくよう、食堂の飾りつけやレクリエーションなどに工夫を凝らし、患者さんが穏やかに心身を保てるよう努めています。そして、少しでも患者さんに笑顔で元気になっていただくよう、昼食前の健康体操、集団リハビリに力を入れ、心のこもった環境づくりに努めています。
・経験豊富な看護師が、医師や薬剤師、栄養士、リハビリ職、社会福祉士と連携し、各専門家の意見を統合して最良な治療と看護をアプローチしています。
・摂食嚥下(えんげ)チームや認知症チームと連携し、患者さん中心の質の高い看護の提供に努めています。
・人生の最終段階における終末期ケアの充実を図り、丁寧に患者さんと家族の思いに耳を傾け、人生の幕を下ろすその時までしっかりと寄り添っていきます。

病棟スタッフ32人(看護師17人・看護助手15人)で構成され、明るく元気な職場です。
スタッフ一同、学びを深め看護の質向上に取り組み、全力で邁進してまいります。

〔常勤医師異動のお知らせ〕
関根亮司医師(消化器内科)が6月30日で退職され、冨田湧介医師(循環器内科)が7月1日に赴任しました。
外来当番医表については、病院ウェブサイトまたは電話にてご確認ください。

問合せ：公立小野町地方綜合病院
【電話】72-3181