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おのまち地域おこし協力隊活動記

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福島県小野町

■6次化商品の原料「大豆」の栽培
こんにちは。農業・6次化と発酵のまちづくり分野担当の石川隼人です。暑い日が続いていますね。私は小野町出身の小泉武夫先生の著書に「夏バテ予防には甘酒が良い」と書かれていたので、ヨーグルトメーカーを使って甘酒を作り、飲んでいます。今のところ元気です。
さて現在の活動報告です。私は小野町の農産物を使った6次化商品「味噌」の原料となる大豆を味噌部会のメンバーと一緒に栽培しています。農業は未経験のため、元JA営農指導員の方にご指導いただきながら、ほ場での作業を進めています(画像(1))。
畑の場所は周りが木々に囲まれたのどかなところです。畑で作業しながら時々顔を上げると爽やかな風が吹き、深々と生い茂る森が視界に広がり、さわさわと葉が揺れ動く音と鳥のさえずりが聞こえてきます。熊が出ないかだけ心配です。
さっそく大豆づくりの話をさせていただきます。まずは伸びきった草を刈り、フォークを使って取り除きました。その後、耕うん機で畑を耕して畝(うね)たてをしました。道具や機械の使い方も分からないため、その都度親切に教えていただき順調に進みました。
今までの作業で一番衝撃を受けたのが、草の生育の早さです。種まきが終わり、雨も降ったため安心して週末を過ごしていたところ、畑を借りている方から一本の電話が…「石川さん!畑が大変なことになっているよ」と。慌てて見にいくと、畑が雑草だらけでした(画像(2))。その場で草むしりを始め、半日で手入れできた範囲はごくわずかでした。日頃の運動不足もあり、翌日には全身が筋肉痛になりました。農家のお仕事は大変だとあらためて感じました。
一人ではとてもできそうにないと思っていたところ、それを察知した味噌部会の方々が駆けつけて、あっという間に草の処理を終わらせてくださいました。草がなくなったほ場のあまりのきれいさに驚きました(画像(3))。長年畑をやっている方の手際の良さはすばらしいです。
この記事を書いている現在はここまでとなっていますが、これからも大切にほ場の管理をしていきます。秋には収穫を迎えるためとても楽しみです。収穫を迎えた大豆はその後、味噌の仕込みをして来年の秋ごろに完成する予定です。味噌部会のメンバーで試行錯誤しながら完成させる味噌を、やがて皆さんに味わっていただける日が来るのを夢みています。

※画像は本紙14ページをご覧ください

○今回の担当は…
石川(いしかわ) 隼人(はやと) 隊員
担当:農業・6次化と発酵のまちづくり分野
主な活動場所:小野町役場

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