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新たな年に

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福島県小野町

■小野町議会議長 田村 弘文
新年明けましておめでとうございます。町民の皆さんにおかれましては、ご家族とともに輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
日頃より議会活動に対しまして、特段のご指導とご協力、ご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
私ども議員は、昨年1月の改選で、立候補者が定数に満たず、28年ぶりの無投票による選出となりました。2月1日から新たに選出された11人の議員により、新しい体制の下で議会活動を開始しています。
3月の定例会において議会改革特別委員会を設置し、今後の議会のあり方など、議会全般の諸問題について協議を進めています。
議員活動では、行政調査の目的として、地域コミュニティを核とした町づくり、住民の自主的な地域づくり、デジタル社会への対応などに積極的に取り組んでいる千葉県佐倉市、山形県長井市、西会津町などを訪問し、今後の町づくりに反映すべき施策などについて意見交換を行いました。
昨年は、社会教育の分野で、市町村対抗軟式野球大会では準優勝、ソフトボール大会では第3位、ゴルフ大会ではベスト8、ふくしま駅伝では、前年度の順位とタイムを大幅に更新するなど、選手の皆さんには最高のパフォーマンスを通して、町民の皆さんに元気と感動を与えていただくとともに、福島県下に小野町の名を知らしめていただきました。あらためて感謝とお礼を申し上げます。
昨年4月にはあぶくま高原道路の延伸工事が完了し、相双地区への交通網の充実が図られ、今年の3月には児童館の建設工事が完了し、4月に開園の運びとなりました。また新庁舎建設に伴う小野インター周辺の開発、早期の完成が望まれる右支夏井川河川改修工事、浮金・飯豊上地区の農業基盤整備事業など、大型の事業が進められており、町が大きく変わるものと期待しています。
しかしながら、少子高齢化と急速な人口減少、労働力不足、経済の減速、原材料などの高騰は、私たちの生活に一層の厳しさを与えています。
町民の皆さんが、安全な環境で安心して、快適に日常生活を送ることができる小野町をつくるには、町民の皆さん・行政・議会の三位一体で対処する必要があります。
地域の多様な民意を集約する議会の役割は大きいものであり、若者や女性の視点、経験豊富な方の視点など、多様な人材に参画いただき、議会改革と議会の活性化、住民に開かれた議会活動に取り組んでまいります。
町の将来像であります「人が輝き みんなでつくる しあわせおのまち」を実現するため引き続きのご支援とご協力をお願いします。
今年は小野町が誕生して70周年の節目の年であります。
巳年は「新しいことが始まる年」と言われており、小野町のさらなる発展を望むものであります。
結びに、町民の皆さんのご健勝とご多幸、今後ますますのご活躍をご祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

《謹賀新年》
小野町議会
・議長 田村 弘文
・副議長 中野 孝一
・議員 水野 正廣
・宗像 芳男
・竹川 里志
・先﨑 勝馬
・緑川 久子
・會田 百合子
・羽生 洋市
・國分 順一
・橋本 善雄

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