■公立小野町地方綜合病院からのお知らせ
~自宅での感染症対策~
感染管理認定看護師から、自宅でインフルエンザやコロナウイルス、マイコプラズマ肺炎など感染症にかかった場合の対策についてお話させていただきます。
自分や家族がうつらないためには、感染症にかかった方と距離を取ることが大事になってきます。食事の時間を分けたり、別の部屋に隔離するなどの対策のほか、お世話をした後の手洗いや、1日2回から3回10分程度の換気を行うことが重要です。必ず入り口を閉めてから窓を開けるようにしてください。
ごみの処分方法ですが、必ずフタが閉まるごみ箱を使用するか、枕元に本人専用のごみ袋を置き、袋の口を閉めながら溜めておくなど、ウイルスが外に漏れないように心がけてください。家族共有のごみ箱からの感染も起こります。
入浴は、感染した方が最後に入るようにし、体調に合わせて10分程度の入浴にしてください。
手足口病、流行性角結膜炎、ノロウイルスなどアルコールが効かないウイルスもいますので、アルコールに頼らず、石けんと流水での手洗いを1行為ごとに行うと効果的です。
感染管理認定看護師 遠藤 恭子
問合せ:公立小野町地方綜合病院
【電話】72-3181
■小野町地域包括支援センターからのお知らせ
~介護保険サービスについて~
介護保険のサービスにはさまざまな種類がありますが、今回はご自宅で利用できるサービスについてご紹介します。
○訪問介護
ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排せつの介護などの「身体介護」や、調理、洗濯などの「生活援助」が受けられます。
○訪問入浴介護
介護職員と看護職員が自宅を訪問し、事業者が持参した浴槽で入浴することができます。
○訪問リハビリテーション
医師の指示により、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問し、生活機能の維持・向上のためのリハビリテーションが受けられます。
○訪問看護
医師の指示により、看護師が自宅を訪問し、療養上の世話や診療の補助などが受けられます。
○通所介護
デイサービスなどで、食事、入浴などの日常生活上の支援や機能訓練を日帰りで利用することができます。
○通所リハビリテーション
介護老人保健施設などで、食事などの日常生活上の支援やリハビリテーションを受けることができます。
○短期入所生活介護(ショートステイ)
介護老人福祉施設などで、日常生活上の支援や機能訓練などを受けながら短期間入所することができます。
○小規模多機能型居宅介護
通いを中心に、訪問や短期間の宿泊を組み合わせた多機能なサービスが受けられます。
介護保険サービスの利用には、介護認定が必要になります。サービスの希望がある方は、地域包括支援センターにご相談ください。
問合せ:小野町地域包括支援センター
【電話】72-2128
<この記事についてアンケートにご協力ください。>