■佐川急便株式会社との包括連携協定締結式
広野町と佐川急便株式会社は11月28日(火)、住民サービスの向上を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定は町と佐川急便が互いの資源を有効活用し、災害対策や安全・安心、環境保全、観光まちづくり、地域産品の流通・販路支援、地方創生の推進などで連携を図るために締結するものです。締結式には、同社の小平英昭南東北支店長らが出席し、小平支店長と遠藤町長が協定書にサインしました。締結にあたり遠藤町長が「古里の復興、住民の喜びに向けて力を結集して連携していきたい。」と挨拶しました。
■広野こども園「みかん狩り」
広野町のみかん畑「みかんの丘」で12月7日(木)、毎年恒例のみかん狩りが行われ、広野こども園の約60名の子どもたちがみかん狩りを楽しみました。参加した子どもたちは冬晴れの暖かな日差しの下、豊かに実ったみかんを摘み取り、美味しく味わいました。広野町は温暖な気候をPRするため、1985年にみかんの苗木を町内全戸に配布するなど、みかんを活用したまちづくりを進めており、今後は新たな加工品として、みかんを使ったワインの試作などにも取り組んでいきます。
■いわきFCがシーズン終了報告
サッカーJ2のいわきFCが11月22日(水)、シーズン終了に伴う表敬訪問のため、広野町役場を訪れました。表敬訪問には、MF山下優人主将、JFAアカデミー福島出身のMF宮本英治選手、田村雄三監督、いわきスポーツクラブの大倉智社長が出席し、J2初年度の今季を22チーム中18位で終え、残留したことを報告し、来季の飛躍を誓いました。遠藤町長は「さらなる高みを目指してほしい。ホームタウンとして応援していきます。」と挨拶し、特別栽培米コシヒカリ「ひろの米」180kgを贈呈しました。
■広野町地震・津波避難訓練 事後ワークショップを開催
10月22日(日)に内閣府及び福島県との共催で実施した「令和5年広野町地震・津波避難訓練」を振り返る事後ワークショップを12月2日(土)、ひろの未来館で開催しました。ワークショップには訓練参加者約20名が参加し、訓練時に見つけた課題や改善策について考えました。地震・津波防災訓練アドバイザーの宇都宮大学地域デザイン科学部の近藤伸也准教授が講師を務め、訓練の振り返りや課題、今後の取り組みなどをグループで話し合い、災害時の迅速で安全な避難行動に意識を高めました。
■国際協力機構(JICA)研修で広野町を視察
国際協力機構(JICA)の研修で来日した海外の行政官らが11月18日(土)、広野町を訪れ、東日本大震災からの復興に向けた町の取り組みを学びました。研修に参加したのはパキスタン、リビア、エチオピア、南スーダン、ウクライナの地域再建に関わる地方・中央政府の職員で、日本での地域開発や地方自治、災害復興を学び、自国での政策立案や事業実施に役立てることを目的に実施されました。研修では、遠藤町長とNPO法人広野わいわいプロジェクトの根本理事長が復興への取り組みを紹介し、行政官らと意見交換を行いました。
■広野町婦人会に国土交通大臣表彰
広野町婦人会は、第30回「鉄道の日」表彰において一般協力者関係の部門で国土交通大臣表彰に選ばれました。12月1日(金)にJR東日本水戸支社の小川一路支社長が役場を訪れ、広野町婦人会の木幡綾子会長らに表彰状などを伝達しました。広野町婦人会は長年に渡ってJR広野駅で清掃活動に取り組んでおり、プランターの花植えなどを通して駅の環境美化に大きく貢献していることが評価されました。伝達式で小川支社長が「婦人会の皆さんの活動は町の玄関口である広野駅への愛が込められていると感じます。」と挨拶しました。
■松下政経塾の塾生らが広野町を訪問
松下政経塾の塾生と首都圏の大学生ら約20名が11月21日(火)、双葉郡各地の視察のため、広野町を訪れました。塾生らはJERA広野火力発電所などを視察した後、広野町役場を訪れ、遠藤町長が「福島・復興・創生への災害に強いまちづくり」と題し、震災と原発事故発生から現在までの町の取り組みや、町民目線で進めてきたまちづくりへの思いを説明しました。塾生からは避難生活への葛藤や、非常時におけるリーダーシップなどについて質問が寄せられ、遠藤町長らと意見交換を行いました。
■広野町消防団つなぎ放水訓練を実施
広野町消防団によるつなぎ放水訓練が11月26日(日)、ひろの防災緑地駐車場を拠点に行われ、消防団員が火災発生時の連携を確認しました。約60名の消防団員が参加し、遠藤町長と秋田団長が挨拶した後、訓練が開始されました。訓練はひろの防災緑地で火災が発生したとの想定で実施し、消防団員は1.6kmの道に沿って消防車13台をホースでつなぎ、放水を行いました。訓練では、(株)大和田測量設計の協力の下、火元を感知できるカメラを搭載した小型無人機(ドローン)の実演も行われました。
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