■広野町に移住された方が自然農法の米作りをはじめました!
広野暮らし相談窓口「りんくひろの」相談員の大森です。今回は昨年12月に広野町に移住され自然農法の米作りをはじめた佐藤雄己さんをご紹介させていただきます。
佐藤さんは秋田県出身で、実家が農家を営んでおり水稲や果物栽培などを経験され、その後東京で測量士として仕事をされていました。佐藤さんとの出会いは、昨年9月、東京で開催された「未来ワークふくしま移住セミナー」に佐藤さんが参加され、私が相談対応したのがきっかけになります。相談対応を機に広野町に非常に興味をもたれ、翌月には広野町に訪問されました。その後トントン拍子に住居、株式会社大和田測量設計への就労が決まり、お会いしてから約3か月というスピードで移住されました。
移住後、測量士の仕事を行いながら、自然農法の米作りができないか情報収集を行い、町内の田んぼを7アールお借りすることができ自然農法の米作りが開始しました。夏の時期は除草剤を使用しないので雑草との闘いで苦労されたようです。秋には稲刈りした稲を「稲架掛け(はさがけ)」し自然に乾燥させたお米を収穫されました。最近では、「稲架掛け(はさがけ)」している風景を見ることはなくなりましたね。自然農法のお米を収穫するまでには、田植えから稲刈りまで町内の農家の方々や役場の方々の協力を得て収穫することができたと皆さんに感謝されていました。個人だけでは米作りには限界がありますので地域の皆さんの協力が必要になりますね。今回収穫した自然農法のお米は、町内のこども食堂を運営している団体に提供される予定との事でした。
佐藤さんは、広野町のみかん栽培にも興味を持たれており、無農薬のみかん栽培を行う夢を持たれています。広野町にみかんを栽培する農家ができ、広野町の特産になる日も遠くないかもしれませんね。
取材させていただいた佐藤さんの記事は、広野町移住定住ポータルサイト内の「移住者の声」に掲載しております。是非一度ご覧いただけたらと思います。
問合せ:広野暮らし相談窓口りんくひろの
【電話】0240-27-1251
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