新地町一般会計・特別会計決算報告(1)

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2023.11.05 福島県新地町

令和4年度の一般会計、特別会計の決算が、9月議会で承認されました。
一般会計は、歳入決算額が87億6,455万1千円で、前年度より7,280万4千円の減となり、歳出決算額が75億2,003万4千円で、前年度より5億9,544万1千円の減となりました。

■決算の概要
○歳入
歳入決算額の主な内容として、町税は21億7,400万3千円で前年度より327万8千円の減となりました。町民税が2,130万8千円減少し、固定資産税は1,268万1千円増加となりました。地方交付税は、26億7,815万円で前年度より1億9,205万9千円の増となりました。主な内容は、特別交付税が福島県沖地震の災害などにより4億2,550万9千円増加し、震災復興特別交付税が2億3,345万円減少しております。国庫支出金は、8億2,841万6千円で前年度より4億4,378万5千円の減となりました。主なものは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が9,777万9千円、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金4,388万1千円、都市災害復旧事業費補助金7,320万円などです。

○歳出
歳出決算額の主な内容として、民生費は11億9,864万円で前年度より4億9,553万1千円の減となりました。主なものは、福島県沖地震災害の影響による災害見舞金事業が8,025万円、原油価格高騰等に対する給付事業として非課税世帯臨時特別給付金が680万円、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金が2,950万円などです。衛生費は、11億3,007万9千円で前年度より3,733万円の増となりました。主なものは、福島県沖地震における家屋解体などの委託費が5億1,497万6千円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業が9,615万9千円などです。土木費は、14億3,555万5千円で前年度より7,157万6千円の減となりました。主なものは、福島県沖地震における応急修理修繕費が1億3,790万4千円、社会資本整備総合交付金事業による道路改良工事が1億1,275万6千円などです。災害復旧費は、7億5,098万9千円で前年度より7,696万6千円の増となりました。主なものは福島県沖地震によるものであり、役場庁舎災害復旧工事で1億3,448万6千円、総合公園災害復旧工事7,431万9千円などです。
令和4年度の各種の施策については、第6次新地町総合計画において目標とする5項目の「まちづくり」の推進を図りました。

○用語解説
自主財源…町が自ら収入する財源
依存財源…国や県、町債から収入する財源
町税…町民税(個人・法人)、固定資産税(土地・家屋・償却資産)、軽自動車税など
地方交付税…町の財政力に応じて国から交付される
国・県支出金…事業の財源として使い道が決められ国や県から交付される
町債…公共事業を行うための借り入れ
義務的経費…支出が義務付けられている経費
投資的経費…施設や道路など財産として将来に残るものに対する経費
普通建設事業費…施設や道路などを整備するための経費
物件費…光熱水費、物品購入費などの経費
繰出金…一般会計から特別会計に支出する経費

■歳入総額　87億6455万円