UDC しんち活動報告(2023年8月号)

13／20

新地町のみなさま、こんにちは。8月5日は遊海しんちの日ですね。お天気に恵まれたお祭りとなりますように!それでは、2023年6～7月の活動報告をさせていただきます。

■活動報告
6月29日(木)：新領域創成科学研究科の夏季インターンシッププログラム(UTSIP)で、日本に滞在していた国外大学の学部生22名が新地町を訪問しました。新地町の「震災からの復興の軌跡をたどる」視察では、JAPEX、新地町役場、エネルギーセンターを訪問しました。暑いなかをご担当いただいた各施設のご担当者のみなさま、本当にありがとうございました。
参加者の声をご紹介いたします。
「新地町を訪問して、町の方たちがとても前向きで、以前よりももっと良い町に再建しようという意欲を持っていることを学んだ。また、人々の自然災害に対する考え方の変化も印象深いものだった。大規模な緊急事態が発生する可能性が非常に稀だからといって無視するのではなく、潜在的なリスクや必要な予防策について、積極的に自分たちや地域社会を教育している。災害はいつでも起こりうるということを理解し、次の災害に対する備えをこれまで以上に強化している」

7月7日(金)～9日(日)：地域活動デザインスタジオの学生が、新地町に新たな風景をもたらすための提案の最終発表を7/7に文化交流センターで行いました。3つのグループがそれぞれのテーマ((1)駅前空間の活用　(2)水産物の地産地消　(3)まちづくりを推進する仕組み)に関する提案を発表し、その後に当日参加いただいた地域住民の方を交えたワークショップを開催しました。地域のみなさんの声を反映した3つの提案は、町民のみなさんと協働で実践する社会実験プロジェクトとして、9月末から10月にかけて町内で実装されます。みなさんもぜひご参加ください。このほか、7月9日の潮風フェスでUDCブースに来てくれたみんな、ありがとうございました。また、東大のお兄さんやお姉さんと一緒に遊んでね!

7月7日(金)：第2回まちづくり懇談会が地域活動デザインスタジオの発表会に続けて開催されました。UDCしんちが地域に開かれた拠点となるにはもう少し時間がかかると思いますが、地域住民のみなさんと共に試行錯誤しつつ歩みを進めていければと存じます。まちづくり懇談会にご参加いただいたみなさま、ご協力いただきありがとうございました。