9月28日、29日は千葉県柏市にある「ららぽーと柏の葉」で東京大学フェアが開催されました。
イベントでは、東京大学大学院新領域創成科学研究科の地域連携先である新地町の震災から復興までの道のりを紹介するとともに、商工会のご協力のもと新地町の特産品の販売を行いました。震災語り部の村上美保子さんが上演された紙芝居は千葉テレビのニュースで取り上げられたほか、昨年度に新地町で活動した地域活動デザインスタジオの卒業生がイベント運営に加わり、新地町の魅力を来場者に伝えました。このイベントの実現にご協力いただいた地域のみなさま、本当にありがとうございました。
10月1日、15日には「地域食堂あんしんち」の打ち合わせを2週間に1回のペースで行っています。次回11月30日の町勤労青少年ホームでの開催に向けて、ポスター作成等の準備を進めてきました。
また、今後の継続的な活動に向けた話し合いや資金の確保など、自走化に向けた準備も着実に進められています。地域活動が定着するためには、町民のみなさまのご理解とご協力が欠かせません。11月30日の第3回地域食堂あんしんちへのご協力とご参加をどうぞよろしくお願いします!
10月10日、ライオンズクラブとUDCしんちの初めての合同勉強会を、駒ケ嶺公民館で開催しました。仙台市国分町で若者のための「居場所バー」を運営する仙台萩ライオンズクラブ・仙台結クラブ支部の方をゲストにお迎えし、現代の若者が直面する孤独や貧困、居場所づくりの重要性などについて学びました。当日はUDCしんちで活動する「地域食堂あんしんち」と「コモンズしんち」への活動資金として、ライオンズクラブから寄付金をいただきました。新地町のみなさまのために大切に使わせていただきます。
10月18日、19日は新領域創成科学研究科で「環境システム学輪講」を受講する大学院生16名が新地町にて現地実習を行いました。新地町の地産地消のエネルギーまちづくりを学ぶために、JAPEXや新地エネルギーセンター、新地火力発電所を視察し、興味深い講義を聞かせていただきました。視察にご協力いただいた関係各機関のみなさま、貴重な機会を提供いただき本当にありがとうございました。また、2日間の滞在中、学生を温かく受け入れてくださった新地町各所のみなさまにも感謝申し上げます。
10月は地域活動デザインスタジオの学生が、社会実験やプロジェクト製作品の展示、潮風フェスへの出展などで、週末ごとに新地町で活動しました。また今年度の地域活動デザインスタジオの活動は10月で終了しました。来年度は新しい学生たちが地域のみなさまとの協働を楽しみに4月からお邪魔することになります。学生たちのプロジェクトに参加くださったみなさま、来年度もよろしくお願いします。
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