■大人も子どもも気をつけたい感染症「風しん」
○風しんってどんな病気?
風しんは、風しんウイルスによって起こる感染症で、飛沫感染や接触感染によって広まります。子どもは発熱や発疹、首などのリンパ節が腫れ、数日で治ることがほとんどですが、大人が発症すると、高熱・発疹の長期化など重症化することもあります。風しんは自覚症状が少ないため、気づかないうちに多くの人に感染させてしまう可能性もあります。妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに心疾患や難聴などの障害(先天性風しん症候群)を引き起こすことがあります。
○風しんはみんなで予防しましょう!
予防接種を受けることが最も有効な予防法です。予防接種を受けることは、個人の感染予防だけでなく地域全体の感染予防のためにとても大切なことです。みんなで予防接種を受けましょう。
◆子どもの風しん対策
○MRワクチン(麻しん・風しん混合)予防接種助成
対象者:
・第1期 1歳から2歳未満の児
・第2期 平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれの児(年長児)
助成期間:
・第1期 1歳から2歳の誕生日の前日まで
・第2期 令和7年3月末まで
接種費用:無料
接種場所:県内医療機関
◆大人の風しん対策
○風しん抗体検査・予防接種助成
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、定期接種としての接種機会がなく、女性やほかの世代の男性に比べ、風しん抗体保有率が低くなっています。対象者の方には、令和元年度からクーポン券を送付し抗体検査・予防接種を受けていただくようお知らせしてきました。
抗体検査と、検査の結果十分な量の抗体がない方は予防接種を受けられますようお知らせいたします。
対象者:昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性で未実施の方
助成期間:令和7年3月末まで(※抗体検査は令和7年2月末まで)
検査・接種費用:無料
検査・接種場所:全国の実施医療機関
(※抗体検査については、職場などで実施される健康診断と一緒に受けることができます。職場でご確認ください。)
※予診票やクーポン券の再発行については、保健センターまでお問い合わせください。
申し込み・問い合わせ:保健センター
【電話】62-2096
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