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ICT活用発表会

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福島県新地町

11月8日に町内各小中学校を会場に「令和6年度新地町ICT活用発表会」を開催し、県内外から200名以上の教育関係者が来町しました。研究テーマ「情報活用能力を高め、自ら学ぶ力を鍛える児童生徒の育成」に向け、各校が取り組んできた個別最適化された協働的な授業の提案や、宮城教育大学教職大学院教授の菅原弘一先生の講演会もあり、参加者は、これからの時代を生き抜く力を育むICT活用教育について研修を深めました。

■福田小学校
○「自ら進んで学び続ける子ども」
~伝え合い、学び合う授業による情報活用能力の育成を通して~
福田小学校6年生の外国語科では、ALTの友人に「日本と世界のつながり」について「英語でプレゼン」することを目的に練習を行いました。より相手に伝わりやすい紹介にするために、学習者用デジタル教科書を活用して発音やイントネーションを確認したり、練習を撮影した動画を見て表情やジェスチャーを工夫したり、ALTに確認してもらったりと、自分たちでどう学ぶか考え、個別最適化された学習に取り組んでいました。

■新地小学校
○「自ら学び続ける子どもの育成」
~個別最適な学びの実現に向けた授業実践~
新地小学校3年生の社会科では、「店ではたらく人」についてデジタル新聞やパンフレットにまとめる学習に取り組みました。隣の市のスーパーマーケットを見学した際に気づいたことや、新地町の農産物直売所「よりみち」との違いなどについて、学習履歴をもとに各自タブレット端末にまとめました。福島民報社の坪井記者からは、単元全体を通してオンラインや直接対面でアドバイスをいただきました。要点を整理し、写真などの資料を活用してわかりやすくまとめることができました。

■駒ケ嶺小学校
○「自分の思いや考えを広げ深める指導はどうあればよいか」
~ICTの活用による言語活動の充実を目指して~
1年生算数科「ひきざん」では、学びのめあてを児童自身が決め、学習方法を自己選択できる複線型選択学習で授業を展開しました。協働支援学習ツールやAIドリルを積極的に活用したり、教師からヒントを得て意欲的に考えたりしながら、ひかれる数を10といくつかに分けると計算しやすいことに気付く姿が見られました。授業の終末では、今日の学習で頑張ったことや工夫したことなどを自分の言葉で振り返ることで、今後の学習意欲や自信を高めることができました。

■尚英中学校
○「協働して学び合いながら、思考を深め表現できる生徒の育成」
2年生の保健体育科では、生活習慣病の予防について、事前に記録した自分の生活スケジュールを振り返り、改善のポイントをまとめました。
3年生の数学科の授業では、学習支援ツールを使って考えを共有することで、見通しをもって証明することをねらいとした授業を行いました。3年生の英語科の授業では、東京都北区立飛鳥中学校との交流授業を経て、自分の伝えたい考えや気持ちを英語で表現する授業を行いました。

問い合わせ:教育総務課 総務学校係
【電話】62-4477

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