新地町のみなさま、こんにちは。寒い日が続いておりますが体調などは崩されていませんでしょうか。UDCしんちでは、いよいよ町民のみなさんが中心となる活動が始まりそうです。
12月3日・4日、地域活動デザインスタジオのおさかな班は、海釣り公園の利便性を高めるためのアプリ制作にこれまで取り組んできました。この日は町民の方に参加いただき、アプリをお試しで使っていただくワークショップを開催いたしました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
12月22日は多世代が交流できる地域食堂が新地町にあったらいいな、という町民の方のご提案を受けて、ワークショップ「まちづくり懇談会スピンオフ:新地町に地域食堂を作るとしたら」をUDCしんちで実施しました。初回ということで、自己紹介をかねて「新地町の好きなところ」をお聞きしましたが、新地の人が好き!というお答えが多かったことが印象的でした。UDCしんちはこのような形でご活用いただけますので、「こんなことやってみたいな」をいうアイデアをお持ちの方は、北村コーディネーターが勤務する火曜日にUDCしんちにお越しください。
12月26日、東北お遍路プロジェクトにお招きいただき、安波津野神社と大戸浜観音堂の標柱建立を目白大学の学生4名がお手伝いしました。震災の記憶を後世まで語り継ぐための地道な活動を続けられるメンバーのみなさまには、新地町の震災からの復興の様子も写真を交えながら語っていただきました。翌日には町役場4階の「記憶の街ワークショップ」模型を視察し、往時の釣師浜地区に思いをはせました。いつもの新地町からは見ることのできない復興の軌跡を学ぶことで、学生の研究にも深みが加わることと思います。貴重な機会をいただき有難うございました。
12月15日は相馬総合高等学校新地校舎の3年生にとって最後の「新地高校特別授業」が開催されました。千葉県船橋市で音楽を通じたまちづくりに取り組む、シンガーソングライターの声松優一さんと演出振付家の岡元邦治さんによる、会場参加型のクリスマスコンサートをみんなで楽しみました。声松さんの演奏に合わせた岡元さんのライブ・ペィンティングでは、新地高校をまもなく巣立つ3年生へのエールをこめたタコが描かれ、そのタコは高校の昇降口で今も3年生を見守っています。コンサートをお手伝いいただいたシンガーソングライターの西川元さん、ありがとうございました。
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