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新地アーバンデザインセンター(UDCしんち)活動報告(2024年3月号)

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福島県新地町

1月11日、2月8日では尚英中学校3年生の希望者が参加する「尚英未来エネルギー倶楽部」についてこれまでスペースの関係でご報告できませんでしたが、2023年10月から始まった部活動には7名の生徒が参加し、東京大学の井原先生から地域エネルギーや環境問題を学んでいます。1月11日はオンラインで「気候変動の緩和策としてのエネルギー技術」について、2月8日は井原先生が尚英中学校に出張して「エネルギー技術の導入」についてを勉強しました。また、2月8日にはUDCしんちの成果発表会にオンラインで参加し、部活動に参加した理由やこれからの抱負などを堂々と発表しました。部員のみなさん、高校受験のご成功をお祈りしています!

1月16日、2月20日では新地町で「子どもからおばあちゃん・おじいちゃんまでが交流できる場を作りたい」という住民の方のアイデアから始まった「地域食堂あんしんちワークショップ」がUDCしんちで開催されました。高校生から社会人までの多世代が中心メンバーとして活動していますが、そのメンバーをつうじて地域の方々にも支援の輪がひろがっており、多くの方が様々な形で参加する地域活動として成長しています。
3月31日には「地域食堂あんしんち」をプレ開催し、豚汁とおにぎりを提供するほか、こどもたちの遊び場も準備する予定です。食材の寄付や、当日の運営を手伝ってくださる方を募集しておりますので、ご協力いただける方は【E-mail】anshinchi@gmail.comまでご連絡ください。

2月8日、UDCしんちの組織化記念講演と2023年度成果発表会を町文化交流センターで開催しました。平日にも関わらず多くの方にご参加いただきありがとうございました。今回の成果発表会は、総合司会を相馬高校と相馬総合高等学校の3年生2名が務めたほか新地校舎の生徒2名が「新地高校特別授業」から得た成果と今後の抱負を語り、尚英中学校の生徒たちが「環境・エネルギー学習プログラム」と「尚英未来エネルギー倶楽部」の学習内容を発表しました。新地町の次世代が輝いた発表会の内容は、東京大学柏キャンパスなどにもオンラインで配信され、「生徒たちの発表が素晴らしかった」と高い評価を得ていました。大活躍してくれた高校生と中学生のみなさん、これからもUDCしんちを支えてくださいね。

2月9日、新地小学校と駒ケ嶺小学校を東京大学と目白大学の学生が訪問し、「総合学習(キャリア構築)」の授業に参加しました。この「新地町立小学校交流授業」は昨年度から始まった取組みで、大学のない新地町のこどもたちに大学(院)生を身近な存在として感じてもらうことを目的としています。大学での生活や大学に入るまでの道のり、研究内容などを子どもたちに語りかけ、ともに遊ぶことで、小学生たちは近未来の自分を大学(院)生をとおして想像することができるようになります。新地小学校と駒ケ嶺小学校のみなさん、お兄さんとお姉さんとたくさん遊んでくれてありがとうございました!学生たちを受け入れてくださった両小学校の先生方にも御礼を申し上げます。

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