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自治体の皆さまへ

謹賀新年 新年のごあいさつ

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福島県新地町

■新地町長 大堀 武
令和7年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
日頃より、町勢伸展のため多大なるご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は、1月1日に能登半島地震、4月には台湾東部沖地震が発生するなど国内外で大きな災害がありました。
間もなく14年が経過する東日本大震災や、令和3年、4年と2年続けて発生した福島県沖地震により被災した当町にとっても、改めて災害に対する日頃からの備えの重要性を認識した年でもありました。
「震災は忘れたころにやってくる」と言いますが、今は、いつどこで起きてもおかしくない状況です。
災害の発生を未然に防ぐことは困難でありますが、本町では、東日本大震災を教訓として、ソフト及びハードの対策を組み合わせた防災・減災対策を行うとともに、町民自身による自助及び地域における共助により、命と暮らし最優先のまちづくり・人づくりを、今後も関係機関と協力しながら進めてまいります。
また、昨年は昭和29年8月に、福田村・新地村・駒ケ嶺村の三村が合併し、新制の「新地村」が誕生してから、70年を迎えた節目の年となりました。
10月には「三村合併70周年記念式典」に多くの来賓の方々をお招きし、式典終了後には、記念事業として「檜枝岐歌舞伎しんち公演」を行い、町民約700名の皆様にご観覧いただくなど、町民挙げて三村合併70周年をお祝いいたしました。
これまで幾多の困難に直面しながらも、郷土の発展に心血を注いでこられました先人たちに感謝するとともに、今後も持続可能なまちづくりに力を尽くしてまいりますので、引き続き皆様のご理解と御協力をお願いいたします。
さらに、本年は第6次新地町総合計画の後期基本計画を策定する重要な年となります。
前期基本計画では、基本理念を「人と自然が ともに輝き 笑顔あふれるまちづくり」とし、将来像である「安心して暮らせる活力あるまち しんち」に向け、地域資源を活かした観光交流、防災体制の充実、高齢者の見守り支援、子育て支援、デジタル社会の推進など、各種事業に取り組んでまいりました。
令和6年7月には、新たな地域公共交通として、「しんちゃんタクシー」と「しんちゃんバス」の運行を開始し、より町民の身近な交通機関となるよう見直しを行いました。
経済においては、現在、円安ドル高や、世界各地での紛争の影響により、食料品・エネルギーを中心とした物価上昇が続いており、本町においても町民生活に多大な影響が及んでいます。
後期基本計画の策定においても、より一層、町民の皆さまの暮らしと安全を守り、「小さくても光り輝き 魅力あるまちづくり」を推進してまいります。
結びに、町民の皆さまにとりまして、新しい年が健やかで幸多い年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

■新地町議会議長 遠藤 満
あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春を迎えられましたことと、心よりお慶び申し上げます。
日頃から、町議会への深いご理解と、議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年も多くの災害が発生しております。特に石川県能登地方は、昨年の元日に発生した能登半島地震に続き、9月には線状降水帯による記録的豪雨により、河川の氾濫や土砂災害が発生、度重なる災害に見舞われ、甚大な被害が発生しました。
令和7年1月1日で一年の節目の日を迎えております。この地震や豪雨災害によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深い敬意を表しますとともに、一日も早い復興をお祈りしております。
新地町は幸いにも大きな災害はありませんでしたが、いつ何時被災するかわかりません。改めて予測が難しい昨今の自然災害に備え、さらなる防災体制の充実と災害に強いまちづくりを求めてまいります。
昨年新地町は、三村合併70周年を迎えました。町では記念式典や記念公演など数多くのイベントが催され、町内外から多くの方々が訪れ、交流人口の拡大や地域活性化に繋がりました。今後も継続して開催されることを期待しております。今年から次の80、90、100周年への新たなスタートラインであります。新地町のさらなる発展はもとより、四季折々の海・里・山の自然豊かな景観に恵まれた、素晴らしい新地町を後世に受け継いでいかなければならないことが、我々に課せられた使命であると考えております。
原材料費の上昇、円安、賃金上昇など、複数の要因によって生じている物価高騰は、依然として先行きが不透明であり、町民の生活や事業者の活動は厳しさを増しております。
また、町民の多くが望んでいるスーパーマーケットの誘致、防災集団移転元地の活用、原発事故による風評被害の払拭、さらには、全国的な問題である大規模災害や少子高齢化、人口減少など取り組まなければならない問題もあります。
議会としましては、町民の目線に立ち、町当局と情報を共有し、住民福祉の向上のため、より一層の研鑽を重ね、全議員一丸となり、町づくりに精進することをお誓い申し上げます。
本年が新地町にとりまして、さらなる発展の年になりますよう、町民の皆さまには、健康でしあわせな年になりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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