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むらの子ども

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福島県昭和村

村では小中一貫教育を推進するべく、学校や保護者だけでなく、村民や村外の皆様にも、様々な情報や現状についてお知らせするため隔月で連載を行います。

●4時間目「…一貫教育、一貫校に向けて…」
【1】昭和小学校における昭和中学校教員による乗り入れ授業
小学校では、一貫教育の実践として中学校教員による『乗り入れ授業』を実施しています。
これは中学校教員が小学校高学年の教科の一部を担当し、児童に教科指導を行う取り組みです。今年度は6年生の理科と5・6年生の社会科を行っています。乗り入れ授業の教育効果として挙げられるのは、中学校教員の専門知識や指導技術を生かして、児童により質の高い授業を提供することができる点です。また、中学校への進学における「中一ギャップ」の軽減にもつながることが期待されます。

〔乗り入れ授業についての児童アンケート結果〕(昭和小5・6年生調べ)
1.中学校の先生の授業(理科・社会科)はわかりやすいですか。

2.自由記述(一部抜粋)
・4年生まで苦手だった社会が中学校の先生のおかげで笑顔で楽しくできました。
・歴史上の人物や出来事を、詳しくわかりやすく教えてくれる。
・歴史の学習の縄文時代が一番楽しかった。
・食物連鎖のことをわかりやすく学ぶことができた。
・実験が楽しい。興味のある学習になっている。

上記の5・6年生へのアンケート結果からも、教育効果が顕著に表れています。小中一貫教育実現のための「乗り入れ授業』の継続、充実・拡大やさらなる小中の連携が昭和村の子どもたちへの「よりよい環境における、質の高い教育の提供」に大きくつながると考えています。

【2】小中一貫教育先進事例視察研修
8月3日に、小中一貫教育先進事例視察研修に参加させていただきました。教育委員、教育長、教育次長、保育所長、小中学校長等計11名にて鮫川村教育委員会を訪問し、教育長の武藤誠様に、鮫川村が進めている小中一貫校(義務教育学校)設立に向けての取り組みについてご説明いただきました。その中で、理念や現在に至るまでの流れについて研修することができました。

▽鮫川村の現状・理念・今後の動き

鮫川村の現状は、本村の小中学校を取り巻く現状と共通する部分があり、今後の本校及び本村のより良い教育活動推進にあたって大いに参考になるものでした。昭和村を愛し、高い志を持って未来をひらく人材の育成を図るための方向性として、『小中一貫教育』、『小中一貫校(義務教育学校)』の有効性を改めて感じているところです。
5時間目は、昭和中学校長 土橋康弘先生です。

お問い合わせ:教育委員会
【電話】0241-57-2164

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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