令和4年度 決算報告

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9月に行われた議会定例会において令和4年度の決算が認定されました。
一般会計の決算額は、歳入総額24億1,733万円、歳出総額22億6,482万円で、前年度と比較して、歳入は5.4%の増、歳出は3.3%の増となっています。税金および国からの交付金などがどのように使われたのか、その概要をお知らせします。

※グラフは、四捨五入の関係上、パーセンテージの合計が100%となりません。

●特別会計決算表

■村のお金のはなし
億単位の話なので、なかなか想像がつきにくいことと思いますので、村のお金のことを身近に感じてもらいたいと思い、村民一人あたり換算( 年度末時点の人口で除算) してみた結果は、以下の通りです。
なお、村の貯金である基金残高と村の借金である村債などの地方債も指標として付け加えています。

●村民一人あたりに使われたお金　2,002,493円

●村民一人あたりの税負担額　86,136円

●村民一人あたりの借金　229万円
●村民一人あたりの貯金　239万円
村が事業を行う際に起債(借金)をすることがあり、その借金は、長い年数をかけて返済していくことになっています。年度末の残高は、25億8,464万円ですが、その返済については、地方交付税などによって財源保障されています。
一方、貯金とも言える基金の残高は27億4,686万円です。

●主な事務事業費
限られた財源を有効活用し、住民生活向上のため、多岐に渡り事業を実施していますが、そのうち各費目ごとの主な支出の内容は、次のとおりです。

▽総務費　4億5,389万円
・会津計算センター負担金　5,229万円
・昭和村南会津町生活バス及び路線バス運行事業　2,194万円
・広報公聴事業　386万円
・DX推進事業　636万円
・DX各種(農業・センサー・見守り・除雪)事業　4,601万円
・からむし織体験生・研修生事業　903万円
・未来を描く地域団体応援事業補助金　44万円
・非課税世帯等臨時特別給付金　330万円

▽民生費　3億1,482万円
・老人休養ホーム指定管理料　2,150万円
・高齢者生活福祉センター指定管理料　709万円
・昭和福祉会活動事業補助金　2,188万円
・坂下厚生総合病院救急医療等体制支援負担金　727万円
・子育て世帯臨時特別給付金　255万円

▽衛生費　1億2,076万円
・会津若松地方広域市町村圏整備組合衛生費負担金　922万円
・廃棄物処理事業　1,173万円
・新型感染症ワクチン接種事業　590万円
・予防接種事業　368万円
・保健事業(健康診断)　363万円
・ごみ処理最終処分場管理負担金　1,058万円

▽消防費　9,524万円
・消防団員報酬　405万円
・小型動力ポンプ付積載車購入　671万円
・会津若松地方広域市町村圏整備組合負担金　6,494万円

▽農林水産業費　2億1,405万円
・中山間地域等直接支払交付金事業補助金　1,753万円
・多面的機能支払交付金　1,183万円
・担い手対策支援事業補助金　1,021万円
・新規就農者参入推進事業　1,553万円
・新型感染症対策事業　175万円
・森林環境交付金事業　427万円
・有害鳥獣防護柵等設置事業　325万円
・健康増進施設改修工事　2,090万円

▽商工費　1億8,418万円
・地域振興事業(喰丸小)　256万円
・観光施設管理事業　5,893万円
・観光協会運営費補助金　914万円
・からむし織の里指定管理料　2,000万円
・空き家住宅改修援助金　326万円
・昭和村地域振興券発行事業　4,430万円
・特産品通信販売事業　446万円

▽土木費　4億2,623万円
・冬期道路確保事業　1億3,484万円
・ハザードマップ作成　356万円
・村道改良事業　1,588万円
・道路維持補修事業　1億8,820万円
・村道管理事業　302万円
・村営住宅管理事業　8,333万円

▽教育費　1億4,779万円
・スクールバス運転管理業務事業　1,541万円
・外国語指導助手招致事業　433万円
・ICT教育支援業務委託　178万円
・複式学級支援講師等配置　1,647万円
・建築設備保守管理委託　792万円
・駒止湿原保護協議会負担金　170万円