文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年 9月議会 行政報告(2)

7/22

福島県昭和村

●空き家対策
昨年8月から活動していただいている空き家コンシェルジュについては、今年度の公募に3名の応募があり、広報しょうわ7月号でご紹介しました。
昨年からの経験を活かし、空き家に関する最新の情報を提供していただき、空き家対策の充実にご尽力をいただいています。

●観光交流事業
新型コロナウイルス感染症の第5類移行後では初めての開催となる「からむし織の里フェア」が、7月22日に開催されました。
梅雨明け当日となる晴天の下、約1200名が来場され、本村でしか体験できない「からむし織」や「かすみ草」に直接触れられる機会を提供するなど、本村の魅力を発信しました。
草加市内小学校の自然教室については、7月下旬から8月中旬にかけて、3校を受け入れ、児童総数271名、延べ人数311名が本村を訪れました。
各校とも2泊3日の行程で、矢ノ原湿原散策やキャンプファイヤー、かすみ草の染色、からむし織など、本村でしか経験できない貴重な体験を通し、交流を図ってきました。村民の皆様には体験活動のご支援や交通規制にご協力をいただき円滑に受け入れることができました。

●工事関係
村道中向小田垣線の新設改良舗装工事及び入間方不動沢線の道路改良舗装工事については、7月に入札を執行し、契約工期内の完成に向け工事を進めています。
野尻字高畔地内の農道法面補修工事についても、7月に入札を執行し、契約期間内の完成に向け工事を進めています。
国道401号博士峠工区については、昨日、トンネル部分が供用開始され、約9年間の工期を経て、延長7500メートルの博士峠バイパスが完成しました。開通式には、福島県副知事をはじめ、多くの来賓及び関係者が出席する中、歓迎と喜びの意を込めて、昭和小学校の鼓笛パレードや、昭和中学校による和太鼓演奏、さらに、村民による大芦ダイモチ引き木遣りが実演され、式典に花を添えていただきました。
開通祝賀祭では、地元小野川地区の方々や、村内事業所の皆様のご協力により、郷土食のおもてなしや地元物産販売が行われ、賑わいの絶えない祝賀会となりました。
また、新鳥居峠工区については、7月21日に本村も加盟する国道401号改良整備促進期成同盟会による、地元選出国会議員や自由民主党、国土交通省への要望活動が行われました。
国道400号舟鼻峠工区については、昭和村側の狭隘区間の改良工事等が進められております。国道400号舟鼻峠改良促進期成同盟会では、8月31日に総会を開催し、舟鼻峠の改良整備促進及び構成町村内の改良要望箇所の早期事業着手について、福島県知事並びに福島県議会議長などに対する要望活動の実施が、承認されました。
この2つの路線は本村及び奥会津地域にとって大変重要な広域連携道路であるため、早期改良が図られるよう、引き続き、関係機関と連携し、国や福島県に対し要望活動を継続していきます。

●からむし事業
6月30日から7月2日の3日間、会津ブランドものづくりフェア実行委員会の主催で、大宮駅構内で開催された「あいづ伝統工芸フェア・イン・さいたま」に出展し、本村の伝統的工芸品である「奥会津昭和からむし織」を首都圏で広くPRしました。
また、8月26日から9月10日までの16日間にかけて福島県立博物館にご協力いただき、同館内において「からむし織体験生30周年記念事業」の一環として「からむしと仕事道具、作品展」を実施し、多くの来場者に興味を持っていただきました。

●保健事業
今年度の総合健診は、8月7日から3日間の日程で実施しました。国民健康保険被保険者などを対象にした特定健診は、297人の対象者のうち133人が受診しており、受診率は44.8%となっています。
9月下旬から村内13の会場で健診結果説明会を開催し、生活習慣改善のアドバイスやより健康を保つための、個別指導を行っていきます。

●新型コロナウイルス感染症対策業
6回目となるワクチン接種については、5回目接種を終えた65歳以上及び5歳以上の基礎疾患等を有する方を対象に希望調査を行い、6月に3回の集団接種を行っています。8月31日までに接種を終えた方の、65歳以上の村内人口に占める割合は58.2%となっています。
今秋にも、ワクチン接種が予定されていますので、意向調査を踏まえ、接種体制の準備を進めていきます。

●ごみ対策事業
7月29日に、食器類及び衣類を対象に資源収集を行い、5月13日実施分の小型家電と合わせ、およそ1.5トンのゴミ減量に繋がりました。

●教育行政
学校教育については、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果が7月末に公表されたため、小・中学校それぞれで結果を分析し、児童生徒の学力向上に取り組むこととしています。
小学校では、7月に両沼西部三町村水泳記録会、8月に校内水泳記録会、9月には三町村小学校陸上記録会が開催され、児童は練習の成果を十分に発揮しました。
中学校では、6月に生徒とPTAによる資源回収が行われ、村民の協力で多くの古紙類を回収することができました。部活動では、卓球女子チームが7月の福島県中学校体育大会に出場しております。また、8月には耶麻・両沼小中学校合同音楽祭が開催され、3年生が金山中学校と合同で参加したほか、両沼中学校英語弁論大会にも3人の生徒が出場しています。9月7日には全会津中体連駅伝大会が行われ、いずれの競技会でも、生徒は力を存分に発揮しました
また、3年間、外国語指導助手として児童生徒へ英語指導をしていたアンニック先生が任期を終え、8月下旬に新しくアレクサンドラ先生がカナダから着任いたしました。前任者同様、児童生徒の英語力増進と、村民が英会話に親しむ活動に取り組んでいただきます。
小中一貫教育の推進については、鮫川村教育委員会へ、教育行政関係者等による視察を行いました。これまでの経過のほか、現在の課題など進行中の事例を調査することができて、意義のある研修となりました。
教育施設の整備については、中学校体育館の屋根改修工事が6月末に、小学校の屋根防水修繕工事は7月下旬に、新しいスクールバスの車輌も8月に納車され、それぞれ工期内に完了しています。
教員宿舎解体及び新築事業については、解体工事の設計が完了したことから、今年度中に解体を行うため、補正予算を今定例会に提出しました。
社会教育・社会体育関連については、7月に行われた地域スポーツ両沼大会に本村は家庭バレーボールの部に出場し、第4位の成績でした。
昭和村成人式は今年も8月15日に開催し、7名の新成人をお祝いすることができました。
9月3日には、福島県芸術祭が会津風雅堂で開催され、本村からは大芦ダイモチ引き木遣り保存会が出演し、勇壮な演技を披露しています。
11月のふくしま駅伝には、本村は今年も希望ふくしまチームの一員として参加します。選手2名をエントリーし、7月から合同練習が始まっています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU