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マイマイガが現れた!

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福島県昭和村

マイマイガは、10年周期で大発生すると言われており、数年後には、その周期となります。
早めの対策で、大量発生を防ぎましょう。
◎顔はスマイルしてますが、そんなに可愛くない生態でスミマセン。

◆大量発生の兆し?
平成26年から平成27年にかけて、本村でも大量発生した「マイマイガ」。当時は、街灯のLED化も進んでいなかったために、水銀灯が取り付けられた電柱では、おぞましい光景が見受けられました。
マイマイガは、概ね10年周期で大発生すると言われておりますが、この虫の生態を理解し、正しく・安全に駆除・除去することで大発生を抑制しましょう。

◆マイマイガとは
マイマイガは、ドクガ科の大型の蛾で、幼虫(毛虫)は、山林の落葉樹や果樹の他、街路樹や家庭の庭木・草花の葉に食害を与えます。村内での前回の大量発生時には、稲の食害なども確認されています。
成虫(蛾)は、夜間大量に街灯などの照明に飛来し、建物の外壁や電柱、樹木などに卵を産みつけます。
また、概ね10年周期で大発生し、収束までには、3年程度かかると言われていることから、前回の発生年数からすると数年以内での大量発生が見込まれます。

◆健康上注意すること
ふ化した直後の幼虫には毒毛があるほか成長した幼虫では毛が刺さることがあります。
幼虫は吐いた糸にぶら下がり風に乗って飛ぶことから、外に干した洗濯物にも注意が必要です。

■駆除の方法(安全に配慮しながら、駆除をしましょう!)
◇幼虫(毛虫)の場合
・幼虫が小さいうちの駆除は、ホームセンターなどで販売している毛虫用の殺虫剤を使用します。
スプレー剤では、幼虫が吹き飛ばされ体に付着することがあるので、注意してください。
農薬を散布する場合は、使用できる植物や散布方法などを販売店や専門の方に相談し、周囲に影響の内容にしてください。
・幼虫が大きくなると、殺虫剤が効かなくなるので、火ばさみなどで捕まえ、つぶすか少量の家庭用洗剤を溶かした水につけて駆除することが効果的です。

◇成虫(蛾)の場合
水銀燈などの照明に飛来し、近くの樹木や外壁に産卵することから、蛾の発生時期に合わせた消灯や誘虫性の低い照明(LEDなど)への交換が有効です。
※消灯する場合には、防犯面も十分配慮してください。

◇卵塊の場合
外壁などに付いた卵塊は、柔らかいヘラなどでそぎ落とし、土に埋めるか、小袋に入れてしっかりしばった上で、燃えるゴミの袋で燃えるゴミとして出してください。
ヘラなどがない場合は、角形のペットボトルをカッターやはさみで半分程度の高さでカットしたものでも代用できます。
成虫や卵塊への作業の際は、舞い上がった鱗毛が目に入ったり吸い込むことを防ぐため、手袋・マスク・ゴーグルを着用してください。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:保健福祉課
【電話】0241-57-2645

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