文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年 12月議会 行政報告(1)

5/24

福島県昭和村

村では、定例議会毎に、各分野の事務事業などの進捗状況などを行政報告として議会へ報告しています。今回は12月議会における報告のあらましをお知らせします。

●電力・ガス・食料品等価格高騰に伴う住民生活への影響緩和
住民税非課税世帯に対する3万円の重点支援給付金事業は、対象となる世帯に10月下旬から確認書を発送し、11月から給付を行っています。また、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策として、低所得世帯支援枠を追加的に拡大することが決定したため、12月定例会に住民税非課税世帯に対する7万円の重点支援交付金事業の補正予算を計上しました。

●広域連携の取組
日本で最も美しい村連合の活動として、昭和村子ども会との共催で、10月14日に国道の清掃活動を行いました。
また、日本で最も美しい村連合のサポーター交流会及び日本で最も美しい村まつり2023が10月下旬に東京都で開催され、本村も参加しました。
今後も、連合の広域的な取り組みに参加し本村の魅力を紹介するとともに、村民の皆様と機運を高めるための活動を継続していきます。

●公共交通対策
昭和村南会津町生活バスの冬期試験運行は、12月1日から開始し、来年の3月末まで、冬期間の安全な運行確認と、バスの利用状況を調査します。
国道401号博士峠を活用した会津若松方面への路線バスは、運転手の確保が非常に困難な現状であり、令和6年度当初の運行は極めて難しい状況です。この大変厳しい状況を踏まえ、代替えとなり得る運行方法の検討や想定される課題解決に向けた対応等について協議を進めています。11月から、今後の運行ルート設定の基礎データとするため、会津若松市内や会津美里町内を目的地とした路線調査を行いました。
早期の運行が非常に困難な状況ではありますが、一日も早い会津若松方面への交通手段の確保に向けて、今後におきましても鋭意努力していきます。

●地域の安全と安心
村では、倒壊など著しく保安上危険となる恐れや、著しく衛生上有害となる恐れのある家屋2棟を特定空家とし、適切な管理が図れられるよう助言等を行っています。今後も所有者等に対し、除却を含めた適切な管理を促していきます。

●心地よく暮らせるむら
AIオンデマンドバスについては、応募をしていただいた中から名称を「からむんバス」に決定し、11月1日からプレ運行を開始しています。11月16日現在で、村民の皆様をはじめ123名の方々にシステムへの利用登録をしていただきました。
利用者の需要に応じたオンデマンド型移動サービスの効果的な運行に向けて、機会を捉え周知に努めながら利用登録者の増加・利用促進を図っていきます。

●先端的過疎への取組
公共インフラWi-Fiネットワーク整備事業は、10月にセンター設備工事の入札を執行し事業に着手しました。また、補助事業分のアクセスポイント設置工事については、現在入札の準備を進めており、早期の完成に努めていきます。
スマホ・タブレット講座は、11月に元気で長生き教室と共催し、全村民を対象に各集落の区長事務所等を会場に開催しました。また、老人クラブ連合会や民生委員、赤十字奉仕団を対象としたスマホ教室も実施しました。今後も、村民の皆さんへデジタル関連の理解を深めていただくため、機会を捉えながら周知に努めていきます。

●選択と集中の行政運営
10月に2回目の役場庁舎建設庁内検討委員会を開催し、新庁舎の規模や建設場所、庁舎整備の全体スケジュールについて協議を行いました。
今後は、2回目の委員会において出された提案や確認事項等について協議・検討を行い、新庁舎の素案をまとめるとともに、地域住民等の方に参画していただく組織の編成について検討を進めていきます。

●稲作
米価は回復の兆しがある一方で、農業資材や燃料等の価格上昇が、経営を圧迫する状況が続いております。
大変厳しい状況下にあるため、国は肥料価格高騰対策事業の一環として「化学肥料の2割低減に向けた取組」の定着に向け、「地域の取組」を支援する追加対策が継続して行われており、村としても、情報の収集に努めながら、引き続きJAや関係機関と情報共有や連携を図り、必要な対応等について協議していきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU