◆瑞宝単光章受賞
12月18日村長室にて、菅家敏章さん(小野川)に本田会津地方振興局長より、55年余の永きにわたる消防団員としての功績に対して叙勲(瑞宝単光章)が伝達されました。
この度の受賞誠におめでとうございます。
◆書作品を寄贈いただきました
11月に開催しました昭和村民文化祭並びに会津西部巡回美術展に書作品を出展された小林盛雄さん(野尻)より村の文化振興のため書作品1点の寄贈をいただきました。
寄贈いただきました作品は、公民館1階ロビーに展示しておりますので、ぜひ来館された際にご覧ください。
◆正倉院からむし布
令和6年秋に奈良国立博物館の「第76回正倉院展」が開催され、昭和村のからむし布が展示されました。
今回の正倉院展では、奈良時代に日本を治めた聖武天皇のお使いになったという至宝「紫地鳳形錦御軾(むらさきじおおとりがたにしきのおんしょく)」(錦張りの肘おき)が展示され、この宝物と再現模造品が同時公開されました。
この模造品は宮内庁正倉院事務所によって、X線透過写真やX線CT画像のデジタルデータを基に芯材の素材や構造が検討され、令和6年3月に完成したものです。この製作にあたり、芯材を包む布を探していた正倉院事務所から相談があったのが令和4年。奥会津昭和村振興公社では、手績み糸の太さなどについて何度も意見を交わしこの布の製作に取り組んできました。
織り、雪ざらしで試行錯誤をくりかえしたからむし布は、同じように多くの苦労を重ねられた各地の製作者たちの想いと共に、今回たくさんの方々の目に触れることになりました。
今回の「正倉院展」目録は、からむし工芸博物館で閲覧できます。
◆新しく人権擁護委員を委嘱
鈴木克彦さん(松山)が1月1日付けで、法務大臣から人権擁護委員に委嘱されました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して人権侵害から被害者を救済したり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行ったりしています
任期は3年で、小中学校との連携や各種イベントなどでの啓発活動、また人権問題の相談業務などを行っていただきます。
◆昭和学講座特別講演会
11月30日に昭和村公民館で昭和学講座特別講演会を開催しました。
当日は、矢ノ原湿原の保全管理にご協力いただいている福島大学共生システム理工学類黒沢高秀教授に「山菜・毒草の秘密は植物の防衛の仕組み」をテーマに講演いただきました。
普段目にする山菜や植物には、なぜ毒が含まれているのか、クイズを交えながら講演いただき、講演終了後は、参加者から多数の質問が挙がるなど、賑やかな講演会となりました。
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