県立宮下病院 院長 横山秀二
新年あけましておめでとうございます。令和7年を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。当院は、昨年より在宅医療部門を会津医療センターから引き継ぎ、皆様がご自宅でも安心して療養できるようサポート体制の充実を図りました。また、病院建替に向け、より快適で安全な医療環境を提供できる施設となるよう引き続き計画を進めていく所存です。今年も職員一同、地域に根ざした医療提供を心がけてまいりますので、どうぞ変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。
●「胃癌内視鏡検診」
県立宮下病院 外科(内視鏡担当) 佐竹 賢仰
日本人には胃癌が多いのですが、それはピロリ菌感染と密接に関係しています。ピロリ菌が感染すると胃の粘膜が萎縮し、これが胃癌発生の母地となります。内視鏡検診では胃癌の有無だけでなく胃の粘膜に萎縮があるか、ピロリ菌の感染があるか、感染は現在のものか過去のものかを調べます。ピロリ菌に感染している場合には、除菌することにより胃癌になる危険性を減らすことができます。胃癌の早期発見・予防のため内視鏡検査を受けましょう。
お問い合わせ:宮下病院
【電話】0241-52-2321
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