こんにちは!国際交流員のエイミーです。
今月は、イギリスの伝統的な踊りを1つ紹介したいと思います。
皆さん、「モリス・ダンス(Morris Dance)」という踊りを聞いたことはありますか。
これは、およそ600年間にわたる歴史を持つイギリスのフォークダンス(民族舞踊)です。昔は国王などのために王宮で踊られましたが、今は暖かい季節(春と夏)の間、町や村の祭りなどでよく見られます。一般的に、ダンサーたちは足のすねに鈴をつけ、鮮やかな花などが飾られた帽子も被り、2人か小さいグループで踊ります。手でハンカチや棒を持ちながら踊るモリス・ダンサーを見ることも珍しくありません。
モリス・ダンスのグループには、コンサーティーナ(concertina)をはじめ笛やバイオリンに似ているフィドル(fiddle)などの伝統的な楽器を演奏するメンバーもいます。最も伝統的な楽器は、パイプとテイバー(pipe and tabor)というものです。演奏者は、一斉にドラムのようなテイバーを弾いて笛(パイプ)を吹きます。ダンサーたちはその演奏に合わせて楽しく踊ります。
現在は、モリス・ダンスのサークルがイギリスだけでなく、日本を含む世界の国々にあるそうです!この踊りの動画がYouTubeにもたくさん載っていますので、機会があればモリス・ダンスを体験してみませんか。
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