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自治体の皆さまへ

〔特集〕地域の元気がみんなを守る!備えよう、いざという時のために(2)

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福島県本宮市

■日頃からの『備え』が安全の確保につながります!
▼どこから情報を得るか
○NHKデータ放送「dボタン」〔NHK〕
ご家庭のテレビでリモコンの「dボタン」を押すと、河川の水位や避難所情報などを見ることができます。

○本宮市防災ラジオ〔本宮市〕
市の防災行政無線が聴ける防災ラジオ。放送される際、自動で起動・停止します。災害時の避難情報や防災情報の発信。平常時は行政情報を朝夕2回毎日放送。

○POTEKA(ポテカ)〔本宮市〕
ポテカとは、小型気象計を設置し、気象計が観測した情報をウェブサイトやスマートフォンアプリで簡単に見ることができるサービス。

○「キキクル(危険度分布)」通知サービス〔気象庁〕
大雨による土砂災害や洪水災害の危険度の高まりが5段階の色分けで地図上に表示されます。危険度の高まりをアプリやメールで通知してくれるサービス。

○Yahoo!防災速報〔ヤフー株式会社〕
避難情報や豪雨予報などの情報、今後の予報・予測を緊急のお知らせとして通知してくれるサービス。

○福島県河川流域総合情報システムメール配信〔福島県〕
事前登録制。県管理の河川の水位情報や気象警報などをメールで通知してくれるサービス。

■持ち出すものをチェック
▼水・食料など貴重品
※アレルギーがある場合、アレルギー対応食
・非常食
・水

▼貴重品
・身分証明書・預金通帳等
・現金

▼赤ちゃんがいる場合
・紙おむつ
・ミルク
・おしりふき
・ベビーフード

▼情報収集ツールなど
・防災ラジオ
・携帯電話・バッテリー
・乾電池

▼医薬品類
・常備薬
・歯ブラシ
・マスク

▼その他
・軍手
・懐中電灯
・衣類
・雨具
・生理用品

■日頃から備えておくもの
災害発生時、電気やガス、水道をはじめとしたライフラインが止まってしまった場合に備えて、最低限3日間程度を目安に、日頃から飲料水や非常食などを備蓄しておきましょう。

○非常用備蓄品(参考)
非常用備蓄品は、救援物資が届くまでの生活をするために必要なものです。

▼ローリングストックを活用しよう!
ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限が古いものから消費し、さらに消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
いつも食べているものが災害時の食卓に並ぶため、安心して食事をとることができます。

■地域防災マネージャーの防災いろいろ
地域防災マネージャー 小斎(こさい)広志(ひろし)

~水害の際の避難~
水害の際の避難について、いくつかのポイントを私から紹介します。
まず、服装です。雨には傘ではなくカッパやレインコートをお勧めします。両手が空き、風にも負けないという強みがあります。また、同じ理由からヘッドライトも有効に作用します。頭を向けた方向に灯りが行くという利点もあります。
そして意外と思われるかもしれませんが、足元は長靴ではなく履きなれた運動靴が良いとされています。道路が冠水している場合、長靴は中に水が入り重くなります。最悪の場合は、脱げてしまい足を痛めて避難がさらに困難になります。
リュックの中身も項目別に小分けし、防水対策(ビニール袋など)をしましょう。
そして一番重要なのが、「逃げられるうちに逃げる」ということです。風雨の状況は刻一刻と推移し、日が暮れた場合、周囲や足元も見えにくく危険です。
令和元年東日本台風災害を教訓に、早めの避難を心掛けるようにしましょう。

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