Spill the Beans エイミーとの英国散歩

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こんにちは!国際交流員のエイミーです。今月は、イギリスを連想させるスポーツを1つ紹介したいと思います。

みなさん、クロッケー(croquet)という球技を聞いたことはありますか?
フランスからイギリスに紹介されたと言われる球技で、名前は「ballet(バレー)」や「chic(シーク)」のようなフランス語由来の外来語です。実は、1900年パリオリンピックでは種目の1つになったこともあります。でも、そのとき以来、クロッケーはオリンピックで開催されていません。

クロッケーの遊び方はたくさんありますが、一般的にいうと、プレイヤーが木槌(マレット)(mallet)を使い、門(フープ)(hoops)を狙って球(ボール)(ball)を打つ、というゲームです。日本で考案されたゲートボール(gateball)と似ていますが、チーム戦だけでなく、1対1や2対2でも遊べます。

現代では数百年前ほどの人気はありませんが、イギリスをはじめ世界のさまざまな国にクロッケーのサークルなどがあるそうです。また、近代文学にもよく出ます!みなさん、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」はご存じでしょうか?作中の「不思議の国」では、クロッケーをするとき、フラミンゴとハリネズミを木槌と球の代わりに使います。もしクロッケーを体験する機会があっても、動物は使わないでくださいね。(´∀`)