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私の随想録

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福島県本宮市

今回のライター
国分 進一さん(白岩)
―Kokubun shinichi―

■わたしのいいね!
仕事は農業をしており、本宮市若手農業団として野菜の販売などを行っています。

■「故きを温ね新しきを知る」
諸葛亮⁉なにそれ?
スーパーファミコンで三國志をプレイしていた学生時代。
あれから30年…三國志のナンバーワン軍師を見つけた興奮が今も尾を引いている。
あのイラストに惚れ、世界観に憧れ、戦乱の時代に生きた武将たちの生きざまに惹かれ書籍や漫画を買い漁っていた二十歳前後。
今でこそ、ウィキペディアなんていう便利なモノもありますが、1990年代後半当時、インターネットもまだ無い時代。
やはり本屋がマスト、今日は宮城谷昌光か、横山光輝、北方譲三はてはスイート三國志。そのようなことを繰り返していると、「子房(しぼう)」や「楽毅(がくき)」、「覇王(はおう)」「呂尚(りょしょう)」などの言葉を知りさらに古い時代の春秋戦国時代へ、そうなるとその前後も…となり、少し前にブームになっていた始皇帝、キングダムの世界へ。
「史記」は2000年の歴史を持つ、数多の国の興亡がきっと、適度な脚色や後国の思惑、そして記述した人のさじ加減で実に魅力的に記されています。勧善懲悪(かんぜんちょうあく)ばかりでなく、盛者必衰(じょうしゃひっすい)であり、驕(おご)れるものも久しからず、処世の読み物としても実に面白い。
ちなみに私は「呉越(ごえつ)の戦い」と「刺客列伝(しかくれつでん)」の豫譲(よじょう)、戦国四君の話が好きで故事成語は「水清ければ魚棲(うおす)まず」「桃李不言下自成蹊(とうりふげんかじせいけい)」が好きですね。
動画投稿サイトなどで気軽に好きな歴史に触れることが出来る時代。
最新のスマートフォンで温故知新、きっと静かなブームです。

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